山陰旅行記(1)

山陰旅行記

平成21年5月7日~9日

佐藤 長光

〔まえがき〕
日本三景の中で未だ見たことがないのは天橋立だけであり、いつかは行ってみたいと思っていたが、初夏の絶好の季節を利用して平成21年5月7~9日に夫婦で松江城→出雲大社→皆生温泉→足立美術館→鳥取砂丘→浦富海岸→余部鉄橋→城崎温泉→出石→天橋立→姫路城を巡るクラブツーリズムのツアーに参加した。

〔5月7日〕
羽田空港カウンター前に8時30分集合、総員42名の団体で9時20分羽田空港発、10時35分岡山空港着、ここから3日間は米子から来た貸切バスで移動することとなり、10時50分空港発賀陽インターより岡山自動車道→中国自動車道→米子自動車道→米子道路→安来道路を経て松江市に向かった。

走行中のバスの中で各自昼食を取った後、蒜山(ヒルゼン)高原SAにて小休止し、高速道路ガイドマップ中国四国地域版を入手したがこれは今回の旅行の全域が網羅されており大変役に立った。

国宝松江城(千鳥城)

松江市の大手門前に13時20分に到着松江城を見学した。大手門を入ったところの数本の「ナンジャモンジャの木」の白い花が満開で大変綺麗であった。
石段を上がるとすぐに均整の取れた黒い板張りの松江城(当時は重要文化財で後に国宝に指定されており千鳥城ともいう)に到着、二人で五重になっている最上階望楼式天守閣に上り松江市内を展望した。

天候は曇りであったが宍道湖の中に嫁ヶ島を、また、遠く東方にはメッチェン山を展望することが出来た。
宍道湖の名物七珍は、白魚・鱸・蜆・鰻・あまさぎ・鯉・もろげ蝦と言われているが、私達は松平不昧公ご愛用の茶菓と言われている彩雲堂の若草をお土産に買って帰ることにした。

小泉八雲記念館に近い駐車場を14時45分発、15時35分に日本最大の神社建築である出雲大社に到着、祭神は縁結びの神とされている大国主大神で10月には出雲では神在月となり全国から八百万の神が集まることで知られている。

本殿の様式は大社造で国宝に指定されており、平成25年の遷宮式に向けて工事が始まっていた。16時35分大社発、途中山陰地方特有の防風林や屋根棟の端の飾瓦を見ながら米子へ、18時に皆生温泉三井別館に到着、501号室はツインのベッドと和室がついており、部屋が広くて快適であった。

直ちに1階の温泉大浴場(塩湯で熱めであった)で疲れを落とし、19時10分から夕食、2日間山陰名物の松葉蟹が出たが蟹は2日目の宿の方がうまかった。二人でビールの小瓶1本を追加注文して乾杯し早めに就寝した。

~つづく~

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