ハイム文壇の作家たちによる作品をお楽しみください。
新着記事
  • HOME »
  • 新着記事 »
  • 月別: 2018年9月

月別アーカイブ: 2018年9月

山陰旅行記(3)

〔5月9日〕 午前6時起床、7時から和式のお膳による朝食を食べた。バスは8時丁度に旅館を出発、豊岡市を過ぎ、河川敷の傍に設けられたコウノトリの餌場を横目に見ながら但馬の小京都「出石町」へ向かった。 8時40分出石町の駐車 …

山陰旅行記(2)

〔5月8日〕 午前6時起床、朝食後7時50分にホテルを出発、米子道路を西進し、安来インターで下りて足立美術館に向かう。8時30分足立美術館に到着、開館は9時からであったが、添乗員の交渉で直ぐに入館でき、横山大観の海潮四題 …

山陰旅行記(1)

山陰旅行記 平成21年5月7日~9日 佐藤 長光 〔まえがき〕 日本三景の中で未だ見たことがないのは天橋立だけであり、いつかは行ってみたいと思っていたが、初夏の絶好の季節を利用して平成21年5月7~9日に夫婦で松江城→出 …

カマル・クチル

今日は、実際にあったちょっと面白いエピソードを紹介しましょう。 某商社の若手社員であるA君は、仕事もできて性格も明るい将来を嘱望される存在でした。入社数年目で担当の仕事も率なくこなしていたA君に、ある日、海外赴任の命令が …

太宰治心中の謎(10)

9.終わりに 太宰治の墓は、三鷹の禅林寺にある。よく整備された寺である。森鴎外(林太郎)の墓と、太宰治の墓は、ななめに向き合う形で立っている。私がここを訪れた時、どちらの墓にも花が手向けられていたが、鴎外のものは、枯れか …

太宰治心中の謎(9)

8.太宰は本当に心中するつもりがあったのか? 過去の心中未遂事件と同様、三鷹での心中においても、「太宰は本気で死ぬ気がなく、山崎富栄による、無理心中であったのではなかったのか」という説が根強くある。この説の根拠は以下の通 …

太宰治心中の謎(8)

7.玉川上水心中時の太宰の女性関係 太宰は天下茶屋に滞在し、石原美知子と見合い・結婚した後、1939(昭和14)年1月、甲府市御崎町(現・朝日五丁目)に新居を構える。同年9月には、三鷹に転居。ここで、しばらく安定した生活 …

太宰治心中の謎(7)

6.玉川上水の調査 太宰治と山崎富栄は、1948(昭和23)年6月13日の深夜から、明け方の間に玉川上水に入水したと考えられている。太宰の部屋がきれいに整頓され、山崎富栄の部屋からは遺書が発見されたので、玉川上水での心中 …

太宰治心中の謎(6)

5.天下茶屋 「天下茶屋」は、太宰治が29歳の時、1938(昭和13)年9月13日から11月15日までの3ヶ月間滞在した場所である。甲府と河口湖を結ぶ、国道137号線の御坂峠の旧道トンネル河口湖側出口にある。ここからは、 …

世界の果ての中華料理店

もう35年ほど前の話になるが、仕事でウィーンに1週間ほど出張したことがあった。わが社のウィーン支店はオペラ座からも近いビジネス街の一角にあった。一日だけ社内の打ち合わせをして翌日からは、日本から同伴している得意先の技術者 …

太宰治心中の謎(5)

4.水上温泉 太宰は、パビナール中毒(麻薬性鎮痛剤)で、1936(昭和11)年10月に、東京江古田の武蔵野病院(精神病院)に強制入院させられる。もともとは、盲腸炎をこじらせ、腹膜炎を起こした際に、痛み止めとして使用された …

太宰治心中の謎(4)

3.七里ガ浜心中(未遂)事件の背景 (1)太宰治(本名:津島修治)の事情 太宰は、弘前高校時代から、青森の花柳界に出入りし、その時芸妓をしていた小山初代と知り合う。1930(昭和5)年弘前高校を卒業した太宰は、4月に東京 …

「踊る人形」~コナン・ドイル

子供の頃、父親は旧国鉄に勤めており和歌山県新宮駅の二階にあった電信室勤務だった。この仕事には、夜間勤務(いわゆる「泊り」)があり、当番の日には夕方になると母がつくった弁当を駅まで届けるのが私の役目だった。弁当を手にして駅 …

太宰治心中の謎(3)

2.七里ガ浜 太宰治が初めて心中を図ったのは、1930年11月28日夜のこと。銀座のバー「ホリウッド」の女給をしていた田部あつみ鎌倉においてである。『葉』、『道化の華』、『狂言の神』、『東京八景』、『人間失格』などには、 …

太宰治心中の謎(2)

それでは、太宰治心中の謎解きの旅を、読者の皆様と始めることにしよう。 1.斜陽館 現在「斜陽館」と呼ばれる太宰治の生家は、津島修治(太宰治の本名)の父である津島源右衛門が建設したもの。明治40年、工事費約4万円をかけて造 …

太宰治心中の謎(1)

「ハイムのひろば」をご覧の方へ 私は、モノ書き、写真撮影、旅、社交ダンス、サイクリング等を趣味としています。「偉人」の足跡を訪ね、そこでの発見をまとめていたこともあり、今般、「ハイムのひろば」をお借りして、太宰治の心中に …

最近の投稿

カテゴリー

 ・累計カウント  
 ・本日カウント  
 ・昨日カウント  

著作権について

QR Code

PAGETOP
Copyright © ハイムのひろば文芸館 All Rights Reserved.
Powered by WordPress & BizVektor Theme by Vektor,Inc. technology.