2018年9月

文芸散策
野口英世とアメリカ(4)

清国での勤務でも、多額の給料は現地の歓楽街で使い果たし、貯えはできなかった。「このままでは無一文で、日本に帰ることになってしまう」と反省し、滞在期間を延ばしてもらうことにする。しかし浪費癖は直らず、かえって料亭への借金を […]

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シンゴのきになる話
シンゴのきになる話㊼ 酔芙蓉の巻(その4)

日本の最初の記録では1610年に薩摩初代藩主島津家久(1578年~1638年)が琉球産ブッソウゲを徳川家康(1543年~1616年)に献上したとのことです。 それが理由ではないでしょうが、家久はそれまでは忠恒と名乗ってい […]

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文芸散策
野口英世とアメリカ(3)

2.渡米のための資金調達 北里研究所での将来に希望が見えない上、同僚の関係が上手く行かず、英世の研究所の中での居心地は悪くなる一方であった。彼が、持ち出しを許されていない貴重な図書を友人に無断で貸し出し、それが行方不明に […]

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シンゴのきになる話
シンゴのきになる話㊻ 酔芙蓉の巻(その3)

私はハイビスカスというのはあの赤い花だと思っていたので、「それは違うと思うよ、この大きな白い花の英文名を調べて教えてください」と頼みました。 私は今までの経験からインドの人は花の名前にあまり関心を持っていないと思っていた […]

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文芸散策
野口英世とアメリカ(2)

1. 野口英世がアメリカに渡るきっかけ 1876(明治9)年猪苗代で生まれ、この地で尋常小学校、高等小学校を卒業した英世は、会津若松の会陽医院で医学の基礎を学び、上京。間もなく、医術開業前期試験合格。さらに、通常7年はか […]

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シンゴのきになる話
シンゴのきになる話㊺ 酔芙蓉の巻(その2)

ある日、メイドさんが大きな白い花を生けてきました。今まで見たことのない花だったのでどこで手に入れたのと聞くと花壇に咲いているというのです。 それで部屋の窓から花壇を見下ろすと、いままで見かけなかったこんもりした低木があり […]

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VOICE!みんなの声
【投稿】赤ちゃんクラブよりー北海道地震が発生してちょうど1週間が経ちました

このたびの平成30年北海道胆振東部地震により被災された皆さまへ心よりお見舞い申し上げます。 札幌在住の友人や親戚の無事を聞いて安堵しながらも、いつどこで何が起こるかわからない地震の恐怖を改めて感じた日になりました。また、 […]

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シンゴのきになる話
シンゴのきになる話㊹ 酔芙蓉の巻(その1)

私の勤務する工場の花壇には多くの草花が植えてあります。 その中に南洋を代表する赤いハイビスカスの花があります。 この花は映画「男はつらいよ」シリーズで一番人気といわれる第25作「寅次郎ハイビスカスの花」(1980年)の題 […]

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わが町中野島考
中野島多世代つながり愛プロジェクトの活動紹介(最終回) 資料17

本HPでは、資料をお見せしながら、このプロジェクトの背景について説明し、その活動紹介を行ってきました。今回はその最終回です。 プロジェクトは本年9月で終了となりますが、今後も活動は継続されていきます。 プロジェクトの推進 […]

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文芸散策
野口英世とアメリカ(1)

野口英世と言えば、彼が子供の頃、手に大やけどを負ったこと、アフリカへ黄熱病の研究に行き、自ら感染してしまい、亡くなったことなど、ほとんどの日本人が知る努力の人である。 2004年から千円札には、彼の肖像画が登用されている […]

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コメント
熱心な読者さんから「護摩たき」の写真が届きました

ハイムのひろば美術館「ひと言感想ノート」に次の感想をお寄せいただいた関西在住のS.C.さんから、Kunさんのご要望に応えて、3枚の写真が届きました。ありがとうございます。どうぞ写真をご覧ください。 「大きな護摩壇には護摩 […]

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太宰治
太宰治心中の謎(10)

9.終わりに 太宰治の墓は、三鷹の禅林寺にある。よく整備された寺である。森鴎外(林太郎)の墓と、太宰治の墓は、ななめに向き合う形で立っている。私がここを訪れた時、どちらの墓にも花が手向けられていたが、鴎外のものは、枯れか […]

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文芸散策
太宰治心中の謎(10)

9.終わりに 太宰治の墓は、三鷹の禅林寺にある。よく整備された寺である。森鴎外(林太郎)の墓と、太宰治の墓は、ななめに向き合う形で立っている。私がここを訪れた時、どちらの墓にも花が手向けられていたが、鴎外のものは、枯れか […]

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シンゴのきになる話
シンゴのきになる話㊸ インドの生け花師匠の巻(その6)

私の花好きがわかったのか、事務所の玄関や階段の窓に花が置かれるようになりました。 しかし、それは造花でした。 また、最近、経理の女の子が一匹の魚を小さな金魚鉢にいれて机の上に置いていました。 私がもっと、たくさん飼いたい […]

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太宰治
太宰治心中の謎(9)

8.太宰は本当に心中するつもりがあったのか? 過去の心中未遂事件と同様、三鷹での心中においても、「太宰は本気で死ぬ気がなく、山崎富栄による、無理心中であったのではなかったのか」という説が根強くある。この説の根拠は以下の通 […]

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文芸散策
太宰治心中の謎(9)

8.太宰は本当に心中するつもりがあったのか? 過去の心中未遂事件と同様、三鷹での心中においても、「太宰は本気で死ぬ気がなく、山崎富栄による、無理心中であったのではなかったのか」という説が根強くある。この説の根拠は以下の通 […]

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シンゴのきになる話
シンゴのきになる話㊷ インドの生け花師匠の巻(その5)

また、石の象の小さな置物のお腹にクリスタル・マッドを入れて水につけてみました。 「胎像菩薩」ならぬ「胎象菩薩」を作りたかったのです。 生け花をするようになり、気に入った形が出来上がると、それをスマホで写真に撮り、コメント […]

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ハイムのひろば美術館
「ハイムのひろば美術館」作品追加出展のお知らせ

ハイムのひろば美術館に、新しい作品が出展されました。 柳内由紀子さんの水彩色鉛筆の作品6点です。 「絵画」ジャンルに収録されておりますので、どうぞご覧ください。 ハイムのひろば美術館

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太宰治
太宰治心中の謎(8)

7.玉川上水心中時の太宰の女性関係 太宰は天下茶屋に滞在し、石原美知子と見合い・結婚した後、1939(昭和14)年1月、甲府市御崎町(現・朝日五丁目)に新居を構える。同年9月には、三鷹に転居。ここで、しばらく安定した生活 […]

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文芸散策
太宰治心中の謎(8)

7.玉川上水心中時の太宰の女性関係 太宰は天下茶屋に滞在し、石原美知子と見合い・結婚した後、1939(昭和14)年1月、甲府市御崎町(現・朝日五丁目)に新居を構える。同年9月には、三鷹に転居。ここで、しばらく安定した生活 […]

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