ハイム文壇の作家たちによる作品をお楽しみください。
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月別アーカイブ: 2019年6月

シンゴ旅日記インド編(その39)ダール・カレーの巻

インド料理に豆類は欠かせません。 ダール(Dhal)と言います。緑豆、ヒヨコ豆、レンズ豆など多くの種類があります。 インドのお店では乾燥したこのダールをお米や小麦粉と一緒に売っています。 金曜日の会社帰りに車で通りかかっ …

コッツウォルズの歩き方㊶イングリッシュ・ブレックファスト

1999年に、自ら企画、実行したイギリス自由旅行記「コッツウォルズの歩き方」を掲載しましたが、実はこの旅行についてのいくつかのエピソードや感想があります。随分と昔の話で恐縮ですが、書きためたものをいくつか紹介しています。 …

北原白秋と柳川(その2)

2つの悲劇 白秋は、尋常小学校では神童の名を欲しいままにし、2年飛び級をするほどであった。文学への情熱は高まり、その才能が新聞雑誌に初めて取り上げられたのは、17歳の時(1902年)。福岡日日新聞に投稿した短歌のうち、一 …

荻悦子詩集「樫の火」より~「低く飛ぶ蝶」

  低く飛ぶ蝶 狭い側溝の中で 薫色がちらちらした 小さな蝶 小刻みに飛行をくり返し 翅を閉じると 斑点のある灰褐色 側溝の上の生垣に白いアベリアが咲き 明日も低く飛ぶだろう しじみ蝶 黄昏の目で辺りを見ていま …

追憶のオランダ(15)アントン・ピーク

皆さん、アントン・ピーク(Anton Pieck)という人を御存知でしょうか?オランダの画家で、本の挿絵などもたくさん描いたグラフィックアーティストでもあります。おとぎ話に出てくるような独特の画風をもった人です。 私が彼 …

イラン追想(その12)珠玉のイラン映画「セールスマン」

監督・脚本:アスガー・ファルハディ 以前にも書いた記憶がありますが、現代のイランはイスラームで律せられており、映画などに厳しい検閲が及んでいます。女性は頭から頭巾をかぶっていなければなりませんし、ましてや性愛の表現などは …

シンゴ旅日記インド編(その38)排気ガス検査の巻

下の写真(通勤バイクや道を歩く人々の姿)は、私が住んでいたプネの12月の風景です。 ************************************** 会社からの帰途にPUCと書いた看板を載せた自動車が止まって …

コッツウォルズの歩き方㊵タックスフリー・ショッピング

1999年に、自ら企画、実行したイギリス自由旅行記「コッツウォルズの歩き方」を掲載しましたが、実はこの旅行についてのいくつかのエピソードや感想があります。随分と昔の話で恐縮ですが、書きためたものをいくつか紹介しています。 …

北原白秋と柳川 (その1)

3つの白秋記念館 北原白秋は、詩人、歌人、童謡作家、民謡作家、随筆家、文芸評論家として、膨大な数の作品を残している。彼の筆力は、生涯衰えることはなく、人気の高さは、白秋の記念館が、3か所も現存することからも明白である。北 …

荻悦子詩集「樫の火」より~「失くしたもの」

失くしたもの 失くしたものを数えていて ワインをこぼした うっかりと 夏帽子 モンブランの万年筆 狐の毛の短い襟巻き 品物よりも 失くしたそれらに纏わること 踵の高いサンダルで岩を伝った 心から笑い 今この時に熱中する …

追憶のオランダ(14)日本食に飢える

海外旅行・出張の時などはそんなに感じたことはないが、海外赴任で5年6年となるとやはり日本食は恋しくなるものだ。特に本格的な日本食は。 自分自身が経験したことだが、日本から海外出張した時、その地で勤務している同僚や取引先の …

イラン追想(その11)ペルシア語の表記(文字)

過日、中原図書館に立ち寄った際、ペルシア語の入門書を見つけました。これに加えて、英国史とイランでの商売に関する本を借りました。 写真に見えるのは、ミミズが這ったような文字の列です。 これがペルシア語の表記なのです。 文字 …

シンゴ旅日記インド編(その37-2)我輩は牛でんねん 密教の巻(下)

そして最澄さんと空海さんが800年過ぎに同じ船で中国に留学しはりましたがな。 そんで二人とも当時中国で流行っていた、密教を持って来ましたんやがな。 最澄さんはエリートで、空海さんは奨学生みないでしたんやて。 その二人を中 …

コッツウォルズの歩き方㊴ナショナル・トラスト

1999年に、自ら企画、実行したイギリス自由旅行記「コッツウォルズの歩き方」を掲載しましたが、実はこの旅行についてのいくつかのエピソードや感想があります。随分と昔の話で恐縮ですが、書きためたものをいくつか紹介しています。 …

フランスあれこれ(12)聖アントニオ像

日本のバブルが最高潮の頃2回目のフランス駐在でパリに赴任しました。パリ在住の日本人もバブルに浮かれ、週末になるとたむろしてゴルフ場に行ったり、集団で行動することが多く見られました。丁度その頃イラクがクエートに侵攻、中東戦 …

荻悦子詩集「樫の火」より~「空の汀」

空の汀   広場がほんのり桜色を帯びている 敷材が新しくなっていた 表面に白い粉が浮いている この広場で海を感じたという人のことが 心に浮かんできた ここから海へは遠い おそらく その人の胸にたゆたう海へも テ …

追憶のオランダ(13)オランダ暮らしの便利帳

確かこんな名前だった。「オランダ暮らしの便利帳」、この小冊子には随分助けられた人は多いだろう。小冊子というには立派過ぎる非常によくできたガイドブックなのだ。特に、慣れない土地で生活を始める人のためにきめ細かく作られている …

イラン追想(その10)海賊と呼ばれた男

映画「海賊とよばれた男」 (原作 百田尚樹) モデルは出光佐三。出光興産の創業者です。 日本の復興のために立ち上がった多くの男のなかでも、この人物のスケールは傑出しています。 昔中東で仕事をしていたので、彼の話は知ってい …

シンゴ旅日記インド編(その37-1)我輩は牛でんねん 密教の巻(上)

あんさん、インドに来て、もう一年近く経ちますやろ。インド料理は慣れましたか? エッ、インド料理は辛い料理ばっかやと思っていたが、そうでもないことが分かったってですか。 そりゃ、毎日辛いモンばっかり食べてましたら、いくらイ …

コッツウォルズの歩き方㊳フィッシュ&チップス

1999年に、自ら企画、実行したイギリス自由旅行記「コッツウォルズの歩き方」を掲載しましたが、実はこの旅行についてのいくつかのエピソードや感想があります。随分と昔の話で恐縮ですが、書きためたものをいくつか紹介しています。 …

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