2020年5月
エジプト見聞録(2)
クレオパトラはプトレマイオス朝第7代の王だが、このプトレマイオスはアレクサンダー大王の側近の武将の一人、以後の王朝全てが外国人の統治であり、2500年経って、やっと独立を果たした1922年は、奇しくもツタンカーメン王の墓 […]
中国の印象(3)福建省2019
7. 社会 今、中国の景気は落ちているが、「米国との貿易戦争も間も無く解消」とこの先も楽観を決め込んでいる。この数年で大衆の生活水準は大幅に向上しており、人権が無いとしても皆満足し切っている。街でも「共産党が無ければ今の […]
追憶のオランダ(61)「託送荷物」になった男の話
海外旅行中には盗難にあうことも稀ではない。何を盗られるかにもよるが、パスポートを盗られる(紛失する)となるとそれは大変なことになる。少なくとも、紛失後はさらに予定通りの旅行を続けることが困難になる。然るべく、パスポートの […]
山ちゃんの気まま農業2 梅干し
1966年に茨城県の木として、指定を受けた「梅」。 当然、それなりに梅の実の収穫量が有るのだろうと調べてみてびっくり。 農水省の統計で、令和元年産の梅の実の収穫量は、全国ベースで88,100トン。 内訳で和歌山産が6割強 […]
笑説「ハイムのひろば」17~文芸館誕生
文芸館誕生 美術館のまずまずの結果に気をよくしたつくり隊スタッフは、次の企画について話し合った。"美術工芸"が済んだなら、次は"文芸"でどうだろうという意見がでた。はて、文芸と言うと、詩、小説、随筆、短歌、俳句など種々あ […]
シンゴ旅日記ジャカルタ編(6) オジェック(OJEK)の巻
散歩しながら考えるの巻 OJEK (2017年2月記) 昨年3月インドから帰国し、日本でのおいしい料理を食べすぎて、体重が大きく増えました。 その11月にインドネシアに赴任してから、その体重を減らすため散歩をしています。 […]
シンゴ旅日記インド編(83)我輩は牛でんねん シヴァさんの巻
我輩は牛でんねん シヴァさんの巻(2010年9月記) 何ですって? インドから日本に帰って来たヒトから、スーパー・ウィルスが見つかって、それはどんな薬にも抵抗力を持っておるってですか。ホ~ン。 そんで、その細菌の名前がN […]
新加坡回想録(43)オーストリアで中国語
以前、「(12)北京語を習う」と題した記事で、私の中国語との出会いや興味をもつに至った経緯などを書きました。その後体験した中国語関連のエピソードについて少し書きたいと思います。 シンガポールに赴任した時、まだ一つの部署と […]
エジプト見聞録(1)
(2004年ある会報に投稿したものそのままです) 今年の初め念願のエジプト旅行を果たした。 3500年前の文化と歴史に触れ未だその感激の余韻を残している。 かくも長く遺跡建造物が残ったのは、石がその素材ということもあろう […]
多摩川がラベンダー畑に?
昨年の大増水の後、すっかり荒れ果てていた多摩川の河川敷にもようやく緑が戻ってきました。春先には、のらぼうが黄色い花を付けていましたが、今はなんと紫色のラベンダー畑になったように見えます。でも、これはラベンダーではありませ […]
中国の印象(2)福建省2019
4. 微信決済 スマホ決済になっていることは昨年報告したが、今年は現金で買おうとしても「釣銭用の小銭が無いから」と言う理由で売ってもらえない店が何軒かあった。一昨年はまだ現金の方が多かった筈。市中の店ではVIZAカードも […]
追憶のオランダ(60)昼と夜
日本でも夏と冬では昼と夜の時間の長さが違うことは生活の中で十分体感しています。しかし、日本より緯度の高いところでは季節による差がもっと極端にでてきます。これは誰もが知っていること。私がオランダに赴任した時期は5月中旬、日 […]
山ちゃんの気まま農業1
県境を跨いでの移動自粛要請が出ている折に、少々後ろめたい気持ちを感じつつ奈良の生家に泊りがけで行ってきました。いつもは地元農協の野菜直売店に立ち寄るのですが、コロナ感染者の多い大阪ナンバーの車なので気が引けて、自宅と生家 […]
十男63歳 十人の子を養う親はあれども一人の親を養う子はまれなり
いわゆる名言、金言と言われる言葉をボクは日記や手帳によくメモるのだが、いつの日か忘れ去る。身の丈に合わないのか心動く器量がないのか。そんなボクでも一つ忘れられない言葉がある。 10人兄弟の7人を喪って六男、九男、十男のボ […]
シンゴ旅日記ジャカルタ編(5) 新型コロナと朝散歩の巻
インドネシアでは新型コロナウィルスの感染者は 2 月までゼロでした。 ところが3 月2 日に2 名の感染者が確認されると3月末には感染者数1,528 人、死者138 人、そして4 月16 日には感染者数5,516 人、死 […]
シンゴ旅日記ジャカルタ編(2) 湯の町グチの巻
湯の町グチの巻 (2017年9月記) インドネシアは日本と同じように火山が多くあり、温泉地が何カ所もある国です。 有名な温泉地はバンドン郊外のチアトルですが、中部ジャワにもグチという山あいの温泉地があるのです。 ジャカル […]
シンゴ旅日記インド編(82)我輩は牛でんねん 方言の巻
我輩は牛でんねん 方言の巻 (2010年9月記) 誰でっか、我輩を呼ぶんわ。 あれっ、ギフのオッサンやないですか? 珍しいでんな、そっちから声掛けてくるやなんで。 ほんじゃ、『やっとかめや、なも』。 えっ、恥かしいから、 […]