2021年11月
おぼろげ記憶帖 03 晴れ着(1)
大阪では数え年13歳の時に嵐山の松尾大社へ「十三まいり」のお参りする風習があります。 小学校6年生。「紐落とし」ともいって子供の着物の肩みやげとからげを解いて大人と同じ着物の着付けにします。子供から大人への儀式なのでしょ […]
シューベルト~その深遠なる歌曲の世界(5)
移調での演奏から生じた様々な疑問、そこから古典音律(ウェルテンペラメント)といわれている調律法があり、それもヨーロッパでは平均律として調律されていたという事実を発見するに至ったことは衝撃であった。それもこれも平均律である […]
笑説「ハイムのひろば」24~美術館の改装
ホームページの作成ソフトなどというものは、普段それほどお目にかかるものではない。ある意味ではオタクでもなければ一生出会うことのないものであろう。ただ、西野が思うのは、不思議なことに出会って驚きその裏側を見たときのような、 […]
笑説「ハイムのひろば」23~WordPress講座開催
私、西野敏彦がホームページ「ハイムのひろば」のリニューアルを任されて早や5年が経過した。読者は「ハイムのひろば」って何のことだかわからないであろうから、まずそれから説明せねばならない。「ハイムのひろば」とは、川崎市中野島 […]
シューベルト~その深遠なる歌曲の世界(4)
大学卒業後、京都と芦屋で中川牧三先生、東京で森敏孝先生に師事していた頃、ベッリーニの「マリンコニーア」という曲のレッスン時に、森先生から半音高く移調することを要求された。 *Malinconia,Ninfa gentil […]
シューベルト~その深遠なる歌曲の世界(3)
移調奏についての疑問は以後もいろいろあった。 大学の3年の時学内でイタリア歌曲の世界的権威、マエストロ・ファバレットの公開レッスンがあった。(そのホールにはマエストロのご親友である中川牧三先生もご来場されていた) その時 […]
シューベルト~その深遠なる歌曲の世界(2)
『冬の旅』は『美しき水車小屋の娘』の続編のようなものといわれていても、童話のような作品とは全く違ったものであり、高校生が好むような歌ではなかった。そして『白鳥の歌』は各曲すばらしいのであるが、やはり高校生には手が付けられ […]
シューベルト~その深遠なる歌曲の世界(1)
シューベルト(Franz Schubert:1797~1828)は、その短い生涯で1.000曲以上も作曲している。 歌曲だけでも約600曲にものぼるのである。しかもその作品は、多いだけでなく珠玉の名曲が多く残され、特に歌 […]