フランスあれこれ

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フランスあれこれ92 ヴァンドーム広場のナポレオン

オペラ座を背にして正面にオペラ通り(Avenue de l’Opera)、そして右前方に30度程の角度で平和通り(rue de la Paix)、この道を入ること約300mでヴァンドーム広場(Place Vendome) […]

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フランスあれこれ91 オルセー美術館

20世紀を迎え、しかも記念すべきパリ・オリンピックの年、即ち1900年に第5回パリ万国博覧会が開催されました。それを記念して建造された幾つかの建築遺産が残っています。代表的なものとしては万博会場グランパレ(大会場)とプチ […]

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フランスあれこれ90 パリの石畳

石畳と言えばわが国では神社仏閣の入り口辺りに見かけるばかりですが、フランスでは昔に比べると減ったものの今もパリの街でよく見かけます。パリでも最近は主要な自動車道路はアスファルト舗装になっていますが、昔はほぼ全てが石畳でし […]

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フランスあれこれ89 パリ・ピカソ美術館で衝撃

いつもの散歩道で登戸稲荷神社のすぐ南、津久井道をくぐる小さなトンネルですが、いつも下手な落書きだらけで世界中いずこも同じと軽蔑しながら通っていたのですが、先日ちょっと目を引く落書きに出会いました。それが右の写真です。(他 […]

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フランスあれこれ88 だまし絵に騙されて良かった!

「だまし絵」「騙す」いずれも使いたくない言葉です。 聞こえの良くない「だまし絵」ですが日本では普通に使われる一つの絵画形式と言えます。代表的な作品は「非難からの脱走」(カラヴァッジョ)でしょうか。この写真、私がパソコンに […]

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フランスあれこれ87 パリ・シャンゼリゼの青空切手市

単身赴任の時代、50年以上前の想い出です。 週末をパリで過ごそうという日本からの出張者のアテンドをよく仰せつかったものです。午前中はエトワールの凱旋門をスタートにシャンゼリゼを下り、ウインドウショッピングやカフェーに立ち […]

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フランスあれこれ86 クロックムッシュウ

この言葉、、皆さんご存知ですか?一口で言えばフランスの焼きサンドというところです。図書館で適当に本の立ち見をしていた時、この単語を発見しました。それによると、1910年、マドレーヌ寺院から延びるキャプシーン街道で誕生、そ […]

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フランスあれこれ85 パリっ子のエスプリ

「パリにははっきりしたパリっ子タイプが存在する。いつもせかせかしていて神経質、無秩序といってよいほどの批判的反逆性、軽佻浮薄でからかい好き、常に目覚めているエスプリ、駄洒落好き、などがその特徴である。シャンソニエ(寄席芸 […]

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フランスあれこれ84 シャンパンの裏話

パリの東約20㎞位に位置するシャンパーニュ地方、無論シャンパンの生まれ故郷です。会社の創業記念や代表者の交代など、数多く開かれるカクテルパーティーで欠かせないのはシャンパンです。会場に入るとすぐにシャンパングラスで一杯頂 […]

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フランスあれこれ83 フランス人のカップル

先ずは思い出話からです。半世紀以上前でしょうか、フランスの田舎町で見た光景です。それは村役場の掲示板に小さな貼り紙を見ました。「住所AのAAさんと住所BのBBさんから結婚の申告がありました。本件に異議のある方は何月何日ま […]

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フランスあれこれ82 フランス国歌 “ラ・マルセイエーズ”

皆さん、フランス国歌”ラ・マルセイエーズ“を一度は聞かれたことがおありかと思います。日本の国歌「君が代」とは詩文も音曲も正に正反対と言うべきものです。当初は凄く元気の良い国歌だと特別の違和感を持たなかったのですが、詩曲の […]

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フランスあれこれ81 フランス人の算数=今昔

私自身そろばんが不得手で、就職した当初の苦労を思い出します。二度三度と計算するたびに答えが異なり、遂には隣の席の女性にお願いして確認してもらったことを思い出します。 パリに赴任してすぐの頃の秘書の算数には私はほとほと困っ […]

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フランスあれこれ80 パリの異端者(2)=ポンピドー・センター

パリに二度目の赴任をした際、私の目に異端と思えるもう一つの建物がありました。それは所謂 ”ポンピドー・センター“ です。 パリ中央市場が移転したのは前回の駐在時代の最後のころ。その後跡地に美術センターとショッピングセンタ […]

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フランスあれこれ79 パリ・セーヌ河畔のブキニスト

世界遺産が存続の危機?そして復活? パリに旅行された方ならご存知かと思いますがセーヌ川の河畔に並ぶ露店の古本屋さんです。日本からの来客をノートルダム寺院に案内した後よくそぞろ歩きしたものです。 先ず名前ですが何となく英語 […]

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フランスあれこれ78 パリの異端者(1)=モンパルナスタワー

第一回東京オリンピックの年(1964)私はパリに足を踏み入れました。戦後の復興も一段落、各分野での変革が見られるタイミングだったと思います。冬の暖房が石炭から石油や電力に、それに伴い古くからの煙突掃除が見られなくなったと […]

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フランスあれこれ 77 フランス人の表と裏=香水

フランスに足を踏み入れて最初に語学研修で過ごした田舎の下宿の向かいの八百屋さん。作業服を着た青年がいつも元気に大声を出していたのを思い出します。ある日曜日の朝、部屋の窓を開けてビックリ、いつもの作業服ではなく立派な背広に […]

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フランスあれこれ76 フランス人の表と裏=ファッション

私のパリ駐在時代は正にバブルの時代、多くの日本からの観光客はフランスの観光よりもファッション商品、例えばヴィトンやカルチエのバッグなどに興味があったように思います。逆にパリジェンヌは全く興味を持たなかったというかむしろ反 […]

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フランスあれこれ75~パリの今昔=東駅

フランス国鉄は日本と対照的に異なり、すべての路線は全てパリに集中するのは当然として、東京に相当する中心駅はなく全て独立の路線の終着駅であり出発駅です。目的によって駅を選ぶことになります。(日本でも新宿や上野など少しこれに […]

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フランスあれこれ74~パリの今昔=自転車

世界のコロナ事情が気がかりで時々フランスニュースを見るようにしていたのですが、パリの自転車事情が大きく変わっていることに気が付きました。 半世紀ほど前にパリに赴任したのですが当時は既に自動車ブームでした。高級車で名をはせ […]

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フランスあれこれ73~送別に頂いた杖=思い出骨董品(5)

一席お笑いをお聞き頂きます。 パリ駐在を終えて事務所の皆さんとお別れする時の話です。慣例に従って夕方の仕事明けのタイミングに、会社の会議室で簡単な挨拶の場が設けられました。事務所の皆さんの他、日本からの出張者や来客の皆さ […]

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