ハイム文壇の作家たちによる作品をお楽しみください。
新着記事

オランダ

追憶のオランダ(31)セントラルヒーティング

オランダの冬は、確かに寒い。雪は少ないが、そこらじゅうカチンカチンに凍る寒さ。でも、家の中ではとても快適に過ごせます。というのも、殆どの住宅では窓はすべて二重ガラスの窓になっていて、窓が大きい割には熱が逃げにくい造りにな …

追憶のオランダ(30) コロッケ

コロッケと言えば、日本でも庶民的な食べ物の一つです。ジャガイモに牛のひき肉で作ったオーソドックスなものから何を一緒に入れるかでいろいろな変わり種コロッケが楽しまれています。日本ではどちらかというと、コロッケはご飯のおかず …

追憶のオランダ(29)牛蒡を植えたら

ちょうど蕗をさがしていた頃、これまた別の日本人の知り合い(御夫妻とも音楽家で、ロッテルダムのご自宅で補習校をなさったり、日本人の子女教育に大変貢献された方々です)のお宅にお邪魔した時、外の小さな菜園に何やら見たことのある …

追憶のオランダ(28)パナクック

パナクック (Pannekoek) って何だろう? これは小麦粉をベースにして焼いた薄いお菓子で、日本でも一般的なホットケーキあるいはパンケーキの先祖で、オランダではこう呼びます。ということで、一度パナクックなるものを食 …

追憶のオランダ(27)不思議な醤油瓶

ある土曜日の午後、デルフトの運河沿いにたくさん並んだ骨董市を覗きながらブラブラ歩いていると、胴の張った銚子のようでもあり、一輪差しの花瓶のようにも見える陶器製の奇妙なものが目に止まりました。手に取ってみると、これまた何や …

追憶のオランダ(26)パーリング

皆さん、「パーリング (Paling)」ってご存知でしょうか? これはオランダで食べられるウナギの燻製のことです。ウナギを燻製にして、中骨を抜き皮を剥ぎ蒲焼にする時のように開いたものが売られています。酒の肴にはぴったりの …

追憶のオランダ(25)バケツ一杯のムール貝

初めてムール貝というものを食べたのは30年以上前に出張でオランダに行った時だった。その時、友人とレストランへ行き、その友人が注文してくれた。そして出てきたのが小ぶりながら金属製のバケツ一杯の黒い貝。これがムール貝というも …

追憶のオランダ(24)エッシャーのこと

私はエッシャーの不思議な絵(版画)のファンである。もうかれこれ30年近くは経つと思うが、新宿の小田急百貨店で「エッシャーの不思議な世界展(甲賀正治コレクション)」という展覧会があり、そこで多くの作品をみたのがエッシャーに …

追憶のオランダ(23)スヘーフェニンゲンの魚屋

どうも食べることに執着しているように見えるかもしれないが、私自身自分ではそれほど食にこだわる人間ではないと思っている。でも、オランダでの魚の話を一つ。 オランダでも鮮魚がスーパーや市場で売られているが、たとえ新鮮に見えて …

追憶のオランダ(22)古地図の話

オランダで蒐集したものが二つある。一つがアンティークタイルで、もう一つが古地図である。古地図と言っても17-18世紀につくられたエッチングで印刷された地図で、オランダの各都市がそれぞれ一枚の中に克明に描かれている。その多 …

追憶のオランダ(21)トイレ

ここ10年以上私はオランダに行く機会がほとんどなく、もしかするとオランダのことゆえ様子がガラッと変わっているかもしれませんが、私が住んでいた20年以上前に経験した昔の話をしましょう。 同じヨーロッパのなかでも、オランダの …

追憶のオランダ(20)骨董屋の話

正直言って、私は昔から骨董品というものにはあまり興味はありません。何百万円とかする茶碗や軸物などを有り金を叩いて買い求めることには、全く興味はないということです。ですから、日本でも骨董屋の前は殆ど素通りでした。オランダに …

追憶のオランダ(19)サッカー熱

今では日本もJ-1人気で、子供たちもそれまでの野球一辺倒だったのが、サッカー少年も随分ふえているようです。でも、ヨーロッパ(だけに限らず)のサッカーに対する熱の入れようはやはり日本の比ではないのも事実です。ワールドカップ …

追憶のオランダ(18)歩け歩け!

もう40年近く前になると思いますが、テレビのニュース番組か何かで面白い話を紹介していました。世界中から現役の軍人、アスリート、さらに民間の健脚自慢の人たちが集まって何日も長い距離を歩き通すというユニークな大会があり、日本 …

追憶のオランダ(17)漆との出会い

漆との出会い、これは私のオランダ生活の中で、また私の人生の中でも最も大きな出会いの一つでした。もちろん、子どもの頃から生活の中で漆器に触れる機会は多少なりともありましたが、それは年数回あるかなしかでした。その漆器は正月に …

追憶のオランダ(16)ロッテフィルの想い出

私はもともとクラシック音楽にはあまり興味がなく、したがって持っているレコード・CD類もほとんどがフォークかロック、またはカントリーが殆ど。もちろん、有名なクラシックの曲のいくつかは教養程度には知ってはいますが、それ以上に …

追憶のオランダ(15)アントン・ピーク

皆さん、アントン・ピーク(Anton Pieck)という人を御存知でしょうか?オランダの画家で、本の挿絵などもたくさん描いたグラフィックアーティストでもあります。おとぎ話に出てくるような独特の画風をもった人です。 私が彼 …

追憶のオランダ(14)日本食に飢える

海外旅行・出張の時などはそんなに感じたことはないが、海外赴任で5年6年となるとやはり日本食は恋しくなるものだ。特に本格的な日本食は。 自分自身が経験したことだが、日本から海外出張した時、その地で勤務している同僚や取引先の …

追憶のオランダ(13)オランダ暮らしの便利帳

確かこんな名前だった。「オランダ暮らしの便利帳」、この小冊子には随分助けられた人は多いだろう。小冊子というには立派過ぎる非常によくできたガイドブックなのだ。特に、慣れない土地で生活を始める人のためにきめ細かく作られている …

追憶のオランダ(12)市庁舎はなぜ無傷で残った

第二次世界大戦が勃発して、オランダは真っ先に大打撃を受けた。1940年5月14日のドイツ軍による大空襲でロッテルダムは壊滅的な被害を受けた。ロッテルダム港はその当時から貿易の中心であったことから、戦略的に一番に狙われたら …

1 2 3 »

最近の投稿

カテゴリー

 ・累計カウント  
 ・本日カウント  
 ・昨日カウント  

著作権について

QR Code

PAGETOP
Copyright © ハイムのひろば文芸館 All Rights Reserved.
Powered by WordPress & BizVektor Theme by Vektor,Inc. technology.