西 敏

コッツウォルズの歩き方
コッツウォルズの歩き方㉓シェークスピアの生家

シェークスピアは1564年にこの家の2階で生まれ、青年期までを過ごした。当時としては裕福な商人の家で、典型的なチューダー朝様式の木骨造りの家屋だ。1847年から国の管理となり、60年代に改装されたが、居間や台所など内部を […]

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コッツウォルズの歩き方
コッツウォルズの歩き方㉒アン・ハサウェイの生家

ストラットフォードの郊外ショッテリーの村にシェークスピアの妻となったアン・ハサウエイが1582年に結婚するまで住んでいた家(生家)がある。シェークスピアは交際中も結婚後もストラットフォードからこの家にしばしば足を運んでい […]

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コッツウォルズの歩き方
コッツウォルズの歩き方㉑初めて本場のパブへ行く

初めて本場のPUBの扉を開ける。店内は結構混んでいたが、夕食には少し早いのか皆ビールを飲んでいる。入り口で立ち止まって少し様子を見たが、誰も案内には来ない。レストランとは違うのでさもありなんと思う。 空いているテーブルに […]

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コッツウォルズの歩き方
コッツウォルズの歩き方⑳ブロードウェイ

この村に車で入っていった時、一瞬おとぎの国に迷い込んだような感覚におそわれた。 中世には交通の要衝として栄えたブロードウエイは村名にも由来する幅の広い道路沿いに古めかしいライムストーンの館が並ぶ。軒を連ねる家々は、その軒 […]

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コッツウォルズの歩き方
コッツウォルズの歩き方⑲ヒドコート・マナー・ガーデン

チッピング・カムデンの高台に建つ館のこの広大な庭は、19世紀初頭に、植物収集家として知られるアメリカ人、ローレンス・ジョンストン少尉が40年の歳月を費やして完成させたもので、20世紀を代表するイングリッシュガーデンと賛え […]

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イギリス
コッツウォルズの歩き方⑱チッピング・カムデン

ストウオンザウオルドから約15km北にあるチッピングカムデンは、かって羊毛のマーケットタウンとして栄えた村で、ハイストリートには羊毛産業で富を築いた豪商たちが黄金期とされる16世紀から17世紀に建造したライムストーンの家 […]

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イギリス
コッツウォルズの歩き方⑰ストウ・オン・ザ・ウォルド

今回の旅のテーマのひとつである「アンテイーク」の村として有名なストウ・オン・ザ・ウオルドに到着。 期待で胸がふくらむ。 この村には、8本の主要道路がコッツウオルズのあらゆる村から終結している。 これらの道の原型は鉄器時代 […]

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チリ
「ワインで乾杯!」 の記事に寄せて

「ワインで乾杯!」の記事を興味深く読ませていただきました。フランスでは、昔は幼子にも薄めて飲ませたものだという件はまさに文化の違いを感じました。小さい頃、赤玉ポートワインをこっそり盗み飲みしたのはよかったものの、顔が真っ […]

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シンガポール
新加坡回想録(62)「ピ!ポ!パ!」

40年ほど前、まもなく30歳になろうかというくらいの時の話。後に駐在することになるシンガポールに初めて行くことになった。商社で澱粉の輸入を担当していた私は、東マレーシアのボルネオ島で生産されるサゴ澱粉(サゴ椰子の幹から抽 […]

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イギリス
コッツウォルズの歩き方⑯アーリントン・ロー

バイブリーとアーリントンという2つの村の間にはコルン川が流れている。そこに架かる橋とまわりを取り囲む草花、川に浮かぶ白鳥や鴨たちが、著名な芸術家ウイリアム・モリスも住んだこの村に、静かな美しさを与えている。この村を代表す […]

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イギリス
コッツウォルズの歩き方⑮バーンズリーハウスガーデン

カッスルクームでゆっくりと時間をとって個人旅行の自由さを満喫したあと、A429を北上しバイブリーに向かう。一級国道は比較的カーブも少なく非常に走りやすい。ドライブ途中でもところどころに中世から変わらないたたずまいを残すラ […]

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イギリス
コッツウォルズの歩き方⑭カッスルクーム

やがて車はM4のJ17で高速を降りA429を南に向かう。 地図を頼りにしばらく行くがB4039に入る右折する道がわからない。 標識がないのである。 こういう時は慌てないのが得策だ。 高速で一度も休憩せずに飛ばしてきたし朝 […]

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エピソード
サンタさんってほんとにいるの?(2)

サンタの話が続きましたので、リレーエッセイのような形で、もうひとつエピソードはいかがでしょうか。かれこれもう35年ほど前の話で、記憶が一部なくなっていたので、娘に連絡して事実確認をして書いています。 ~・~・~・~・~・ […]

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イギリス
コッツウォルズの歩き方⑬ヒースローから一路西へ

空港から高速M4にはJ4(ジャンクション)から乗り一路西へ向かい、M4のJ17を目指す。 幸い天気は上々でいい旅になりそうだ。 高速では皆、結構飛ばしていたが、こちらは初めての海外ドライブということもあって慎重に左側車線 […]

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イギリス
コッツウォルズの歩き方⑫ヒースローでレンタカー

満員の乗客を乗せたCX251便は予定より15分程早い05:30にロンドン、ヒースロー空港に着陸した。これまでは何も考えずにツアーの添乗員の指示に従ってついて行くだけだったが、今回はすべて自分でやらねばならないせいか、少し […]

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コッツウォルズの歩き方
コッツウォルズの歩き方⑪旅のはじまり

旅行記というから読み始めたのにいつまでたっても準備の話ばかり。いったい、いつになったら旅行が始まるのかしらといらいらされた方もいらっしゃるかもしれません。でも最初に、これは旅行記であると同時に、いかにして個人自由旅行を創 […]

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コッツウォルズの歩き方
コッツウォルズの歩き方⑩旅先でのトラブル

個人旅行には、お仕着せのパック旅行とは違ってオリジナリテイと自由がある。なにごともなくスムースに事が運べばこんな楽しい旅はないだろう。しかし、自由があるということはリスクもあることを忘れてはいけない。 「こんな筈じゃなか […]

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コッツウォルズの歩き方⑨通貨

出発前に迷うのは、いったいお金をいくら持って行けばいいのか、現地通貨にはいくら交換して行けばいいのかである。勿論、旅の目的が観光なのかショッピングなのかによって随分と違ってくるし、旅行社などへの支払い済みの費用と今後発生 […]

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コッツウォルズの歩き方⑧ロンドンの地下鉄&バス

ロンドン中心部を移動するのに一番速くて便利なのは地下鉄(Underground、通称Tube)だ。05:30から24:00まで(日曜と祭日は07:30~23:30)数分毎に運行している。 切符は駅の窓口か自動販売機で買え […]

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コッツウォルズの歩き方⑦英国交通事情

英国の車は右ハンドル、道路は左側通行、つまり日本と同じなのでドライブは安心して楽しめそうだ。交通標識もそう違わないし独特の交通規制さえ覚えればOKだ。ドライブマナーは紳士的でクラクションを鳴らしてせかせる人などほとんどい […]

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