シンゴ旅日記インド編(その58)ある一日 食べ物の巻

駐車場に八百屋さん:私の住んでいるアパートは近くに植物園や競馬場のある郊外にあります。商店街から離れていて、近所には野菜、乾物などを売る小さな商店が2軒+卵専門店+床屋さんがあるだけでした。しかし回りにアパートが林立して来たため、最近は野菜を路上販売する人が出てきました。それどころかある朝、下に降りていくと、何か布が掛かったものが駐車場に置いてありました。きっとお祭りの準備の飾りだろうと思っていたら、人が来てその布を払いのけました。中には野菜が並んでいました。私のアパートの中にも野菜売りが入ってきたのです。
会社の昼食:スタッフは弁当持参ですが、運転手と私は外から買ってきて食べています。いつもは運転手に買いに行ってもらいますが、その日は運転手が他のスタッフと出張で不在だったので、別のスタッフが買いに行くことになりました。どんなお店で食事を作っているだろう思い、ついて行きました。その店の調理場を覗かせてもらうと、私のオカズをヒゲ親父が作っていました。
インドのランチボックスTiffinです。語源はインド英語とありました。
その日の会社の帰りにフードプロセッサーを買いました。と言うのは朝に露店で大根を売っているのを見つけ、夕食に『おろしうどん』を作ろうと思い立ったからです。
運転手が『下ろし金』はインドにもあると言うので、帰宅時に探しに行きました。日本で手に入るようなものがなかなか見つかりません。するとジューサー、ミキサーのほか12種類の加工ができるフードプロセッサーを薦められました。回転部が2箇所ある代物でした。加工する種類が多いので付属品が多いのです。一万円相当の品物ですが8千円にまけると言うのです。
私が思ったような下ろし金は見つからないのでフードプロセッサーならジュースもできるし、野菜を細かく切ることが出来るしと思い奮発して買いました。ところが二日後の土曜日にあれこれ野菜を試していたら、メインのカッターのモーターが動かなくなってしまいました。キャベツを入れて千切りみたいにしようと思っただけなのです。それでミキサーの方を使っておろしを作りました。味はイマイチでした。壊れたモーターは次の週にお店で無償で直してもらいました。モーターが焼けたので無く連結しているベルトが外れたそうでした。なお、一番右の写真はフードプロセッサーとは全く関係ありません。こちらで買った台所用品ですが、何に使うか分かりますか。
最近買った台所用品をご紹介します。(左端)圧力鍋―インドの家庭では一般的です。フタの上に蒸気が抜ける時に音(ホイッスル)が鳴るバルブが付いています。そのホイッスルの鳴る回数で煮る時間を決めます。(真ん中)野菜スライス器―ニンニクなど小さいものは上部についた容器に入れてスライスします。(右端)レモン搾り器―蜂蜜と一緒に毎朝飲むと血圧が下がると言われ買いました。レモンは半分に切って入れて搾ります。
左の写真の道具はタマネギを入れてハンドルを下げると左の金網からみじん切りになって押し出されてくる道具です。私の運転手が500円で買いました。私の場合、道具はそろいましたが、問題は腕です。

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