シンゴ旅日記インド編(107)走れ!インど演歌(その3)の巻

走れ!インど演歌の巻 (2014年10月記)

演歌には人妻を愛する歌がたくさんあります。日本では昔から不倫や間男など、男の人が女性と遊ぶ面白さを『一盗二卑三妾四妻』で表していますもんね。かあちゃん、これは昔のことですからね、念のため。

いや、今では男女逆の時代でしょうか?かあちゃん、心から愛してるよ。

『さざんかの宿』(1982年)は大川栄策の歌です。彼は本名を荒巻逸造といい、福岡県大川市の生まれです。作曲家古賀政男の最後の弟子です。1969年に『目ン無い千鳥』でデビューしました。苦労した歌手です。

インド駐在員も苦労しています。広いインド市場を回る必要があるのであります。

さざんかの宿(作詞:吉岡治) インドの宿
くもりガラスを 手で拭いて
あなた 明日が 見えますか
愛しても 愛しても あゝ他人(ひと)の妻
赤く咲いても 冬の花
咲いてさびしい さざんかの宿ぬいた指輪の 罪のあと
かんでください 思いきり
燃えたって 燃えたって あゝ他人(ひと)の妻
運命(さだめ)かなしい 冬の花
明日はいらない さざんかの宿せめて朝まで 腕の中
夢を見させて くれますか
つくしても つくしても あゝ他人の妻
ふたり咲いても 冬の花
春はいつくる さざんかの宿
くもるメガネを 手で拭いて
あなた 工場が 見えますか
さがしても さがしても ああ砂のなか
赤く染まるは グジャラート
夕陽わびしい 西インドの宿ぬけた車の タイヤあと
埋めてください 思いきり
押したって 押したって ああ泥の中
出張かなしい 雨のケララ
傘はいらない 南インドの宿せめて朝まで 部屋のなか
原価を見させて くれますか
たしてたって かけたって ああ赤字です
いつもきている カルカッタ
利益はいつ出る 東インドの宿


丹羽慎吾

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