山ちゃんの気まま旅45~奈良時代の異形の塔「土塔」と世界遺産の古墳巡り

小春日和の天候となり、今年最後の散策を楽しんできました。

1)1、2 住吉大社。
移動途中に住吉大社に参拝、太鼓橋を渡り住吉大社本殿へ、今年の無事をお礼参りです、全国に2,300社ある住吉大社の総本社で、本殿4棟は国宝年始には200万人以上の参拝者が訪れる神社で、既に年始準備は完了していました。


2) 3,4,5,6,7 堺市にある奈良時代の遺跡・異形の塔「土塔」一辺53m 高さ9m 頂上まで13の段がある十三重塔では国内最古のもの、築いたのは奈良時代の僧・行基、記録では727年に起工されたと推定される先に訪問した奈良市の「頭塔」と同時代にものだが、頭塔は天皇の意を受けて建造。
一方この土塔は、特別な技術も持たない民衆が合力して、土や瓦で仕上げたとの事。嘗ては全面が7万枚の瓦で覆われていて、築造に関わった人達の署名が瓦に刻まれていて、身分や男女の垣根を越えて幅広い層が建設に関わった事を物語っています。
瓦で覆われた状態に復興されたのは近年で西面と南面だけが往時の瓦で覆われた姿で復元されています。未整理の部分は草むらのままで保存。


3)8 仁徳天皇陵。 世界遺産に登録されているが、上空から見ない限り広く知られている陵墓の形が解らない為、観光客に不満が多く、来春にはバルーンを使って上空から見る事が出来るように成るそうです。 周辺には高いビルがなく、堺市役所の21F展望フロアーが一番高いもののここからでは、木々が繁る林の様な形状にしか見えません。
4)9 履中天皇陵 陵墓の大きさとしては国内第三位とのこと、訪問時は逆光で
不鮮明な写真に。


5)10 修復された古墳、但し 埋葬者は不明。
今回の散策が今年最後で暫く休養と成ります。 今日は、たまたまポカポカ陽気とな
り快適な散策で一年の締めくくりと成りました。
山仲春男

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