読者からの投稿

9月23日、読者から投稿をいただきましたので紹介します。
尚、この投稿は、ハイム蝶百科図鑑の質問コーナーにも掲載させていただきました。
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投稿者:みっちゃん
件名 :教えてください
本 文:
8月20日の朝、羽化したてのアオスジアゲハが、羽の折れ曲がった状態で地面に落ちていました
もう飛べないのだろうと思い、何日生きることが出来るのかと思いつつ、保護しました

初めてのことだったので、ネットに載っていたのを参考に、ポカリスエットを毎日与えてみました
今日で35日になりますが、あとどれくらい生きれるのでしょうか

本来の寿命とはどれくらいなのでしょうか

足も3本しかないので、常にはっていて、お腹が擦れないかも心配です

    読者からの投稿” に対して1件のコメントがあります。

    1. Henk より:

      みっちゃんへ

      飛べないアオスジアゲハを保護されましたか。
      うまくいけば、後まだ1ヶ月くらいは生きられるかもしれませんが、こればかりは何とも言えません。
      私も何度か脱皮し損なって翅の縮れたアオスジアゲハをクスノキの下で見かけたことがあります。
      飛べないチョウは自然界では蜜も吸えないし、また簡単に捕食されたりして長生きは出来ないと思いましたが、
      自然に摂理にまかせて、保護もせず、取りあえず葉に止まらせるだけにしていました。
      おそらく、すぐ鳥に食べられたと思いますが。

      ところで、チョウの寿命、特に成虫になってからどれくらい生きられるものか、これはなかなか難しい問題です。
      一年のうちのほんの一時期、2-3週間くらいしか成虫の姿を見られない種類も結構多く、
      つまり、姿を見られる期間イコール寿命に近いと思います。例えば、ミドリシジミなどはそうです。
      また、中には10ヶ月から1年近くも成虫で過ごす種類もあるようです。タテハチョウの類は成虫で越冬する
      ものなど結構長そうです。前年秋に成虫になり冬を越して、春、夏と過ごし、翅の鱗粉が取れて模様が分からないようなものを見かけることはよくあります。
      アオスジアゲハは、一年に3-4回の世代交代をするようです。おそらく成虫になってから2か月程度は生きていられるかもしれません。ただし、確証はありません。

      (Henk)

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