ハトの害から身を守る

先日、ハトに悩まされている、対策はないかという投稿を『15階の住人』の方から頂きました。

わが家でもハトには困っていて、糞の危険性と掃除のコツを昨年11月、記事にしました。その時、管理組合に相談した上で、対策をご報告しますと書いてみたものの、決定打がなく、続編を掲載できずにいました。

改めて役に立つ情報を求めて、川崎市・野生鳥獣窓口(044-588-4030)に電話してみました。親切な対応でしたが、ネットで得られる以上のものはありませんでした。各区にも相談窓口はないそうです。
注意事項や対策を掲載している自治体はありますが、物足りません。
業者のホームページが、長いけれど詳しくていいと思いました。

ハトがベランダに寄ってくるのは、ちょっと様子を見る段階に始まり、巣を作ろうとする段階を経て、産卵して居座る段階へと進みます。産卵の最盛期は4月から6月と言われますが、たいてい年4回くらい産むのだそうです。保護鳥類なので、卵を産みつけられると雛が飛び立つまで、手を出せば罰せられます。
一度巣を作ると次もそこに作ろうとするので、ベランダはハトに明け渡したも同然となり・・・
巣は、外敵(特にカラス)から身を守れる場所でないといけないので、エアコン室外機の下や裏、植木鉢の陰などが狙われます。きれいに片付けて、ネットなどで侵入を防ぐと効果があると思います。
それに、空からいきなり目的地に飛んでくるのではなく、一旦ベランダの手すりや庇に止まり、あたりを窺ってからのようです。

わが家は南側ベランダが狙われているので、庇のあたりにいるときは、長い棒の先で近くを叩いて(直接叩くのは禁止)脅かしていたのですが、目隠しの下から入り込むようになり、テグスを張っても上手に体をよじって入り込んできました。ハトを相手にコラもないのですが、つい、大きな声が出てしまいます。

対策として考えたのは剣山ですが、効果のありそうなステンレス製のでも、接着剤でつける台の部分がプラスチック、万一劣化して落ちると、とても危険です。

『ハイムのひろばをつくる会』の集まりで嘆いたら、水鉄砲でハトを脅かすというアイディアを教えてもらえました。今のは強力で、7mは飛ぶのです。これに、ハトの嫌いなバラの芳香剤を薄めて入れ、シュッとやってみます。
目隠しの下はコンクリートなので、忌避ゼリーを塗れば大丈夫だと思います。

こわごわハトのフン掃除をするのもいい加減うんざり、ハト除けネットを張ったら楽だろうと思いますが、耐用年数10年だとか、大規模修繕前は無理でしょう。黒が目立たないそうですが、実際はどうなのか、第一、勝手に取り付けるわけにもいきません。

マンションの場合は、1軒の家で対策をしても解決になりません。
管理組合でも、ハト対策を真剣に考えておられて、困ったことや相談があれば各エントランスのポストから声を寄せてくださいとのことです。

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