偽ショートメール

つい先日、スマホ=iPhoneに右のようなSMS(ショートメール)が来ました。パソコンに偽のEメールが来るのは、すっかり慣れっこになったのですが、ショートメールの経験はありません。

ただ、配達に来て留守なら置いていくはずの不在票が入っていないし、なんとなく怪しい気がして、ドライバーの携帯番号の始めに184を付け、非通知で電話をかけてみました。
2~3回発信音が鳴ったかと思うとプープーという通話中のような音になってすぐに切れます。

『やっぱり怪しい』と思いながら、URLをクリックしてみました。(iPhoneはセキュリティーがしっかりしていると過信していたからです。あとで書きますが、実は『決してしてはいけないこと』でした。)

で、出てきた画面が ←これ。
突然Apple アカウントの話になるなんて、おかしいですね。

 

 

怖いもの見たさに次の画面に行くと、これ←でした。写真の上をクリックすると大きくなります。
どこから見てもApple です。ただ、よく注意すると、一番上のアドレスバーに『安全ではありません』と出ています。

画面を下にスワイプしていくとAppleの電話番号が出てきましたが、184をつけて非通知でかけてみたら、『現在使われていません』だそうです。

Appleの電話が使われていないなんて、あり得ない話です。

好奇心にはどうしても負けてしまう私のこと、『強固なセキュリティーソフトを入れているし、あとでフルスキャンすればいい』と言い訳をしながら、パソコンのアドレスバーにURLを打ち込んでみました。

すぐに出たのは左側の画面。間髪入れずに、中の画面に変わりました。(どちらも写真の上をっクリックしていただくと大きくなります。)

やっぱり、立派な偽物でした。

二番目の画面に出ているsdfgr.xyz を検索してみたら、佐川急便を騙ってSMSを送信するときに使われている●●●●.xyz の一種でした。なぜ佐川の偽サイトでなく、Apple に飛んだのかは謎です。

ところで、Web で調べたところ、[Apple 詐欺メール] がたくさんヒットします。
パソコンに送られてくるEメールや、今回のようなSMSであれば、まだ考える時間がありますが、中には画面そのものにポップアップが突然出て来て、「中身が消える」だとか脅かすものもあるそうです。以前ご紹介したカウントダウンのスマホ版ですね。

iPhone はアンドロイドより強いと言いますが、ブラウザSafariが過去に何度も攻撃に受けたことがあるのだそうです。万全とはいかないのです。
油断大敵。急いでセキュリティーソフトを入れました。

yuwata

    コメントを残す

    メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です