シンゴのきになる話㉓ 散歩していて気になる話の巻(その8)

散歩中に大きな木を見上げていたら、警備員が近づいて来て「何をしているのか」と聞いてきました。私は「この木は何というのか、生っている実は食べられるのですか」と聞きました。

彼は「この木の名前はポホン・ティンべルです」と親切に教えてくれました。

私にはティンブルと聞こえ、その名を繰り返すと、ブルでなくてべルであると何回も直されました。

散歩から戻ってネットで「ティンべル」と検索してみたらバナナの葉で包んで蒸したご飯のナシ・ティンベルはありましたが、樹木については見つかりませんでした。

私はさらに「インドネシア 木」で検索してみると、ボゴール植物園の樹木の一覧表があり、そこ表示される木の名前を一本ずつクリックするとその木の映像が出てくるサイトがありました。

それで樹木名を一個クリックしては映像を見て、これは違う、そして、また一覧表に戻って、次の樹木名をクリックするといった作業を続けて行きました。

私が名前を知りたい木の葉の形は手を広げたような特徴があったのです。

それを手掛かりに探していくとありました。同じ葉の形をした木があり、パンの木と書いてありました。

ティンべルとはバリ名で、インドネシア名ではポポン・クルウィーとかスクンとか言うようです。

英語では Bread Fruits Treeです。というのは、この実を焼いたり、蒸したりして食用にできるのです。スライスにして油で揚げたチップスを町で売っているのです。Kripik Sukun です。

散歩していて気になる話の巻(その9)につづく

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