シンゴのきになる話㊻ 酔芙蓉の巻(その3)

私はハイビスカスというのはあの赤い花だと思っていたので、「それは違うと思うよ、この大きな白い花の英文名を調べて教えてください」と頼みました。

私は今までの経験からインドの人は花の名前にあまり関心を持っていないと思っていたので、彼からの返事は期待していませんでした。しかし、すぐに彼からメールが入りました。

 

 

 

 

 

 

 

 

私はへぇー、この大きな白い花もハイビスカスなんだなとちょっと驚きました。そしてハイビスカス・ムタビリスとは日本名でなんというのだろうと思い、今度は自分でネットを使って調べてみました

すると、ハイビスカスというのは生物分類(界、門、網、目、科、属、種)のうちの下から二番目の属の名であることがわかりました。

それを上から順に述べると「植物界、被子植物門、双子葉植物網、アオイ目、アオイ科」となり、その下の「フヨウ属」の総称のことなのです。

そして、そのフヨウ属の下の「種(species)」には数え切れない種類があるのを知りました。

まず、あの赤いハイビスカスはブッソウゲ(Rose Sinensis、中国の花の意)と書いてありました。ブッソウゲは仏桑華と書きます。中国南部あるいはインド諸島が原産地といわれます。8,000種類以上の品種や雑種があるそうです。

酔芙蓉の巻(その4)につづく

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