対談「ひろしの部屋」2

みなさん、こんにちは、久米島ひろしです。前回、蓬城 新さんをお迎えしてお送りした「ひろしの部屋」以来、約4カ月ぶりのご無沙汰です。その昔、「1週間のご無沙汰です」という名セリフで一世を風靡した玉置宏という音楽番組の名司会者がいましたね。流れるような語り口で曲紹介をする姿は視聴者の心を捉え、随分と人気が高かったことを覚えています。番組の出だしにいきなり横道に逸れるのが私、久米島ひろしの癖なんです。すみません。

さて、これまで「ハイムのひろば」においては、異色の試みであった笑説「ハイムのひろば」が、いよいよ連載終了を迎えるにあたり、今回は、笑説の主人公である西野敏彦さんにインタビューをしてみたいと思います。いかに時代が変遷し世の中の構造がすっかり変わってしまったといえ、かつて、小説の主人公にインタビューをするという企画がはたしてあったでしょうか。この企画も、つくる会スタッフの熱心な討議によりようやく実現しましたが、未だに賛否両論があるほど突飛なアイデアではあります。

そんな一部の反対をも振り切って、今日お迎えするのは、笑説「ハイムのひろば」の主人公・西野敏彦さんです。
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それでは、西野敏彦さんの登場です。

久米島「はじめまして、司会の久米島と申します。どうぞよろしくお願いいたします」

西野 「西野です。よろしくお願いします」

久米島「先日、作家の蓬城 新さんとこの企画で対談させていただいたのですが、ご視聴ただけましたか?」

西野 「久米島さん。私は、蓬城さんの書く小説の中に登場する人物なので、彼が書いてくれない限りはどこにも登場できない、つまり存在できないのです。蓬城さんは、まだそのことを書いていないと思いますので存じ上げません」

久米島「なるほど、理屈っぽいというか、ある意味では義理堅いというか、蓬城さんとの連携が崩れていないようですね」

西野 「何言っているのかわからない」→(人気のサンドウイッテマンのギャグ!)

久米島「前回、蓬城さんには笑説のその後の展開ということでお聞きしたのですが、このシリーズはまもなく終了するのではという噂があるのですが、どうなんでしょう?」

西野 「それは、作家の蓬城さん次第なのでよくわからないのですが、聞くところによると、彼は今少し体調を崩しているようで、一旦終了することを考えているようです」

久米島「そうなんですか。体調の問題なら仕方のないことですね。ま、推理小説のようにプロットが重要な小説と言う訳でもないですから、一旦終了して、続編のような形で再び書いていただいてもいいかもしれませんね」

西野 「そう仰っていただくとありがたいですね。蓬城先生によると、「ハイムのひろば」が誕生して以来のこれまでの活動については、大体語り尽くされたと思いますので、いったん終了するつもりだと。ただ、「ハイムのひろば」自体はこれからも続いていくので、後は将来の目標などを書きたいとは仰っていましたよ」

久米島「なるほど。ところで、これまでの活動の中身についてですが、書かれたことは本当のことだったのでしょうか?」

西野 「私の立場では何とも申し上げられませんが、大体は真実に基づいていると聞いています。」

久米島「わかりました。大枠としては真実に基づいた話であって、細かい点については、多少のアレンジというか、色付けと言うかがなされているということですね」

西野 「そのようです。だって、時々出てくるギャグのような部分は、とても実際に合った話とは思えません。ギャグ好き、お笑い好きな蓬城先生のキャラクターからのものでしょうから」

西野 「それはそうと、久米島さん、ひとつ私の方からお聞きしたいことがあるんですけど」

久米島「えっ!何でしょうか?」

西野 「ちょっと小耳にはさんだのですが、久米島さんが長く司会をお勤めのあのTBSの「ラジオなんですけど」が6月いっぱいで終了したとか?」

久米島「よくご存じで。そうなんです。実は、今年の1月上旬ぐらいに、TBSラジオと僕が所属している事務所との話し合いで、6月いっぱいで打ち切りって決まっていて、早めにお話するべきだったなと思っていたのですが、コロナ騒動になってきちゃって、言いそびれてしまったようなわけでして」

西野 「それで、おやめになったなった理由は何なんですか。とても人気があったとお聞きしていますが」

久米島「それはですね、タイムフリーで聴いたりするんですけど、ここ数年、自分でもあれっていうような言い間違いが多い。やっぱりね、例えば自分で赤って言ったつもりでも、黒って言っているんですよ。ケアレスミスが5年ですかね。集中力とか根気とかが衰えてきているなと。理由を挙げるとすごいですよ。100くらいあります」

久米島「それ以外にね…前から言っているんですけど、番組をやめる時って、下り坂になってからやめるのはよくないっていうのが持論なんですね。割と調子のいい時にやめるのが、出演者・スタッフもそうなんですけど、リスナーにとってもいい思い出が残る。それと後に続く番組のためにというのもあります」

西野 「そうですか。なんかカッコいいというか、潔いというか。普通なら、上からやめろと言われない限りずっとしがみついていると思うんですけど」

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”トゥルー・トゥルー!”…………”トゥルー・トゥルー!”

久米島「あ、電話です!ちょっとすいません!」(またかい! 放送中に何で電話やねん!)

久米島「・・・うん、うん。わかった。了解!」

西野 「久米島さん、今、放送中ですよ!プライベートな電話って!どうなっているんですか?訳わかりませんよね!」

久米島「いえね、西野さん。家内からでして、緊急連絡なんです。家内が言うにはですね、もらったアベノマスクは小さ過ぎて合わないし、洗うと縮んでしまうし不良品でしょ!あれ。それで自分で買おうと、スーパーやドラッグストアを何軒んもはしごしたけどどこにもないらしいんです。でもってそのー、帰りにこの近くのスーパーに寄って買ってきてほしいという……」

西野 「久米島さん、あなた、またですか!確か前回の蓬城先生の時もトイレットペーパーがないとか言って。今、大事な放送中なのに……本当のところは、こんな勝手なことばかりやっているから辞めさせられたんじゃないんですか!?」

久米島「ということで、みなさん、本日は、ハイムのひろばの主人公・西野敏彦さんをお迎えしてお話を伺いました。お忙しいところ、どうもありがとうございました」

西野 「なんじゃこりゃー!」

久米島「それではみなさん、ごきげんよう、司会は、久米島ひろしでした」
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~この番組は、「顔石鹸」「読捨新聞」「スーパー・スミット」の提供でお送りしました。

~もうちょっと、続く~

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