十男が行く
十男14歳日記 昭和38年8月15~18日
2020年1月26日
誤字・意味不明、理路不整然日記の続き。中学2年の8月。五十余年後の今「あれから随分成長した」という証(あかし)がないのも事実(日記は原文のまま)。 8月15日 木 ☼ 昭和二十一年八月の今日十五日、私達の母国 日本はポツ […]
十男14歳日記 昭和38年2月4~7日
2020年1月19日
誤字・脱字・意味不明・理路不整然、しかも下手な字。信号機もない、塾もない、家庭教師とも無縁の田舎の中学2年生の日記。公開する勇気が“恐い”。(日記は原文のまま) 2月4日 月 雪 毅兄へ手紙出す 大雪である。昼からの休 […]
十男8歳 人魂(ひとだま)(火の玉)を見た
2020年1月5日
隣家のおじさん(主人)は物知り博士だった。でも病気がちで働いているのを見たことがない。天気のいい日は一人、縁側で日向ぼっこ。眼鏡、痩せて、顔は青白く、芥川龍之介という人に似ていた。 いつもラジオを聞いていた。訳の分からな […]
十男の父②子だくさんの原点
2019年12月8日
11人の子の親だから、ボクの父はさぞ筋骨隆々、逞しく精悍な男!さにあらず、ごく普通の農家の親父だ。ただちょっと寂しいおっさんずライフだ。 明治末の農家の長男だ。両親(ボクの祖父母)は男2人を生んだ後、離縁した。子供は男親 […]