吉原和文

十男が行く!
十男14歳日記 昭和38年8月15~18日

誤字・意味不明、理路不整然日記の続き。中学2年の8月。五十余年後の今「あれから随分成長した」という証(あかし)がないのも事実(日記は原文のまま)。 8月15日 木 ☼ 昭和二十一年八月の今日十五日、私達の母国 日本はポツ […]

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十男が行く!
十男の母①パンツのゴム通し 

ボクが高校生の時、実家には山積みの下着パンツとゴムがあった。母の内職の材料で下着のゴム通しだ。報酬は定かでないが「1枚で1円」だったか。「あまりカネにはならんが、少しでも、ね」と母は下宿先から帰省したボクに笑って言った。 […]

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十男が行く!
十男 新聞記者になる

 11人きょうだいの末っ子「十男」のボクは高校生時、公務員などを希望する就職コースのクラスにいた。部活動は新聞部。年に3~4回発行する高校新聞を取材、制作していた。新聞を作る楽しさや読者(高校生)の反応に新聞作りが非常に […]

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ハイムのひろば文芸館
新しい執筆者「吉原和文」さんの第1回目の投稿です。

本日、新しい外部投稿者「吉原和文」さんから第1回目の原稿が送られてきました。 題して「末っ子10男 命名の怪」。 軽妙な語り口で、内容もとても面白いです。ハイムのひろば文芸館トップページに掲載されました。お見逃しなく! […]

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十男が行く!
末っ子十男 命名の怪

私は農家の十男。きょうだい全11人の末っ子。長女が生まれて以来、男が十人、私はそのトリ。今なら「テレビ番組の大家族特番」だ。姉兄とは母親父親ほど年齢が離れており、すでに上8人は黄泉に旅立った。 進学時の申請書や会話の時に […]

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