世阿弥

卒都婆姫の 思い出語り
「世阿弥と福澤諭吉」(4)

前回は「能」における「物狂い」と、西洋のオペラにおける「狂乱の場」で演じられる「狂気」について述べてみたが、今回は能楽理論で最も重要と考えられている「花」について、「時の花」と「まことの花」そして「しおれた花の美しさ」に […]

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卒都婆姫の 思い出語り
「世阿弥と福澤諭吉」(3)

前回は『風姿花伝』第一「年来稽古」(各年齢に応じた稽古のありかた)について述べたが、今回は、第二「物学」(役に扮する演戯の方法)から記述していきたい。 第二 物学(ものまね:役に扮する演戯) ~役に扮する演戯というものは […]

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卒都婆姫の 思い出語り
「世阿弥と福澤諭吉」(2)

著書『風姿花伝』(『花伝書』)では、観客に感動を与える力を「花」として表現している。 “少年は美しい声と姿を持つが、それは「時分の花」に過ぎない。能の奥義である「まことの花」は芸の花についての工夫(修行)から生まれる。「 […]

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卒都婆姫の 思い出語り
「世阿弥と福澤諭吉」(1)

世阿弥(1363~1443)とは、日本の古典芸能に興味の無い人でも名前くらいは聞いたことがあるであろう、現代の日本人には難解な哲学のような古典芸能を父・観阿弥(1333~1384)と共に親子二代で大成させ、その芸術論を著 […]

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