(令和元年 10 月 29 日~11 月 4 日)

秋のエーゲ海・アドレア海 クルーズ体験記

★12 月 5 日(木) ビレウス(ギリシャ外港)入港 07:30

<サントリーニからピレウス(アテネ外港)までの距離は 135 海里>

☆アクロポリスとプラカ地区半日観光(世界遺産) 〇プラカ地区 〇オリンピックS 5 日付の船長からの―重要なお知らせーがキャビンに入っていた。

「*ベネチア市と地方行政は、現在、通常の状態への回復の過程であり、MSCマニフィカはそれ   を尊重するため、12 月 8 日(日)にベネチアへの入港をキャンセルしトリエステに 8:30 に到着いたします。ベネチア港で下船される予定の全てのお客様は、MSCクルーズがトリエステ港から、ベネチアのクルーズターミナルまで、無料のバスでお送りいたします。・・・・ツアー団体でご乗船のお客様は、団体の添乗員様にご連絡ください。」とのお知らせだった。ベネチアのサンマルコ広場を期待していた家内はがっかりの様子だった。昔に訪問したことがあるベネチアだが、その後地盤沈下は収まってないのだろうか?ベネチア港は浸水していないのに何故入港できないの か理解に苦しむ。

午前 8:15 にデッキ6中央で集合し、約 4 時間のアテネ観光の予定で下船した。

添乗員からの説明では、アテネの天気は変わりやすいので、雨具の持参は必須とのこと。

本船は、アテネから約12km離れたアテネの外港に接岸した。ピレウスからアテネまではバスで約 30 分掛かった。

エーゲ海に囲まれたギリシャは何千年も昔から高度な文明を発展させた国で、世界遺産のパルテ ノン神殿を始め多くの遺跡が存在する。オリーブの木々が植わっている広場を行くと、前方の丘に柱だけの遺跡が現れてくる。アクロポリスの丘からはギリシャ市内が一望できる。

アクロポリスの丘は街の中央に位置していて、西の方にはギリシャ国立銀行、市庁舎、中央市場、北西にはアテネ大学や国立図書館、北側には国会議事堂などがあった。また、

ごく近くにもローマン・アゴラや無名戦士の墓、国立考古学博物館他、見所が沢山あったが、たった 4 時間では、名所旧跡の多くを訪ねる時間的余裕は無かった。大部分の時間はアクロポリスの丘に登って周囲を見渡すことに費やしてしまった。

アクロポリスには頻繁にスリの被害が発生するので、注意が必要である。スリは近隣の外国人が 多いらしい。今日も何人か捕まったらしい。

☆アクロポリス遺跡(世界遺産)

「高い丘の上の都市」を意味するアクロポリスは神殿がある聖なる地域としてではなく、当時は

「都市国家」(ポリス)防衛の要塞としての役割も果たしていた。以前の要塞である岩山には紀元  前13世紀に壁が造られてドーリア人の侵入を防ぐ城塞として利用されていた。岩山には多くの守  護神を祀る多くの神殿が築かれ、紀元前6世紀には古パルテノン神殿が建てられた。その後のペルシャ戦争でアクロポリスは破壊されてしまったが、紀元前5-4世紀に、現在姿を残しているパルテノン神殿やその他の神殿が建造されていった。パルテノン神殿は 1687 年のベネツィア軍の砲

撃を受けて大破してしまい、紀元前 5 世紀ごろの状態に戻す為の再建修復作業が今も続いている。丘の上からアテネの町の四方八方が見渡せる。丘の上は広々としているが、岩がごつごつとしていて、歩きにくい。滑るとケガをする程の広場である。

 

コーヒーブレイク(付加価値税の払い戻し)

※「ギリシャ・タックス・リファンド」(付加価値税払い戻し制度)

「Tax Free」の表示がある店で 1 店につき120ユーロ(日本円で 1 万⑤千円位)の買い物をすると後に払い戻しをしてもらえる。必要書類をもらっておくと最終日、ベニスの空港で払い戻し手続きが出来る。

本船へは午後 12:00 に戻って、船上で昼食を摂った。

今日の夕食は 6:30 からデッキ6のレストランで「ホワイトパーティ」(白いワイシャツを着用)

(但しあればの話)があった。小生はワイシャツ姿で参加した。

食事前に、家内と卓球をしようと、デッキ14に上がった。卓球台が 2 台あり、大人と子供が試合をしていた。その連中はラケットを持参しての試合らしい。事前に道具を借用しなかったので、 とりつく島がなかった。暫く見物していたが、参加出来そうにないので、諦めた。いくら大きな船とはいえ、所詮は船の上、全てがこじんまりした空間である。

☆コーヒーブレイク(お得?な話)

船上で次回のクルーズの申し込みをすると最大 5 千円割引して呉れる。割引対象パンフは添乗員が持っている。コースの説明も詳しくして呉れる。

どれだけの乗客が相談に行ったかは分からないが、クルージングの常連客(はまったお方)は多いようだ。10数回も船に乗ったと言われる福岡から参加したご夫婦もおられた。

6-7デッキにあるロイヤル・シアターでは毎晩、アクロバットやダンスなどが開催されている。夕食の「時間は 2 班に分かれていて、1 回目(16:00)に夕食を摂った組は、19:45 からのショーが観られ、2 回目の組は 21:30 からの見物になる。

船によっては、見物の回数が制限されているのもあるようだが、MSC マニフィカでは毎回無料だった。夕食を早い目に切り上げて良い席を取るのが賢明である。

小原一浩(おはら かずひろ)

1939 年大阪生まれ。
「NPO 法人ふれ愛さやま」事務局長
大学卒業後、メーカーに勤務し、インドネシア、大阪、東京、名古屋、滋賀県守山市での勤務を経て1999年定年退職。その後NPO 法人ふれ愛さやま、訪問介護事業所などを設立。大阪狭山市議会議員を2011年から2 期 8 年務める。
『人と違った生き方を!』(文芸社 2019 年)など5冊の著書がある。

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