中国の印象2 福建省2019

4. 微信決済
スマホ決済になっていることは昨年報告したが、今年は現金で買おうとしても「釣銭用の小銭が無いから」と言う理由で売ってもらえない店が何軒かあった。一昨年はまだ現金の方が多かった筈。市中の店ではVIZAカードも使えないし、外国人やスマホを使えない老人には難しい社会になって来た。

福州など「国際空港」となっているが、半分くらいの店はVIZAカードが使えなかった。乞食ですら見せ金として現金は置いてあるものの、缶の外にはチャンと二次元バーコードが張ってあり、微信で貰うらしい。

バーコードは、微信をインストールすれば誰でも割り当ててもらえる。決済時にはそのバーコードと言う財布に金があるかどうか、或いは後に銀行口座がヒモ付けされているかどうかだけが問題で、これがネットで瞬時に判定される。

中国ではこれだけの人がアクセスするし、顔認証も広がっているので生活上の必要性から高速通信5Gが使われている。中国ではこれから5Gを使って車の自動運転にも適用しようとしているらしい。

5. ネット通信
いつもパソコンを持って行ったのだが、今年は仕事が空いていたこともありスマホだけで勝負した。一昨年は結構使えたLINEが今年は一切使えなかった。台湾が近いと言うのに。又、WI-FIにパスワードの必要なホテルはメールやネットが使えたがFree-WIFIのホテルや空港ではネットに繋がらず、服務員に相談して名前とパスポートNO.を入力したら使えるようになった。(これは初めての経験)スマホはこの2年間替えていないので中国のネット監視に変化があったのではないか。

今回、ネットに繋がったと言ってもそこからの派生情報、所謂「ネットサーフィン」的な使い方は出来なかった。パソコンではどうなるか判らないが、中国では1:1の対話は許されても1:多、多:多は厳しくチェックされるとのこと。(ネット監視人が数万も居るとのこと)

6. テレビ
中国のTV番組は、政府系のCCTV(中国中央電視台)の他に北京TV、四川TV、福州TV、長安TVなどローカル局が独自に番組を流すので、40局くらいにはなる。

1.綜合は、コマーシャルが多く焦点がはっきりしない。
2,財経、
3.国際は世界のニュースをやっているが、これも境界がはっきりしない。
4.国際で「紅軍東征」のシリーズ物等を流したりもする。よく放映されたのは、オーストラリアの森林火災、習近平の一帯一路ギリシャ訪問、台湾総統選挙情勢、第2回上海輸入博覧会、インドのロケット発射、イランの新油田発見、人民空軍70周年等々。日本や韓国・北朝鮮のことは全く出て来ない。ましてや「桜を見る会」騒動などの放映は無い。無論、香港騒動も放映されない。
6.電影では、日本でも知られている日中戦争をテーマにした軍記ものがよく流され、日本軍の悪役振りが強調されている。(簡単に作れて検閲が通り易いからと聞いたことがある。)又、
9.記録では愛国主義教育として「中国の記憶」を流し、毛沢東と紅軍が日本と戦っている記録映画がシリーズで放映される。この種の番組をずっと流されると反日愛国が自然と育つのだと思う。但し、大衆はCCTVを政府のプロパガンダとして真剣に見ず、情報は専らネットで流されているものを信用している。

SW-ONの立ち上がり画面
これはどう見てもシャープ?→

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