囲碁ーーニューヨーク滞在記(30)

平成20年5月11日(日)晴れ、空気が澄んで気持ちよい
[ウォーキング]
マンハッタン橋を渡る。
この橋は20世紀初頭に建設され、地下鉄が2本、車道が3本(1本はブルックリンからマンハッタンへの一方通行)が上下に走っている巨大なつり橋だ。歩行者用通路は地下鉄と並んで橋の下側にある。従って、見晴らしは余りよくない。この橋はブルックリン橋のすぐ北にあり、長さも約2キロでゆっくり歩いて30分くらいの距離だが、歩行者は非常に少ない。
ブルックリン橋を渡る。
マンハッタン橋を渡り終えて、南に約500メートル下って、ブルックリン橋を前回と逆にマンハッタンの方へ歩く。天気が良いせいかこの橋は5番街なみに観光客でにぎわっている。見晴らしも抜群だ。ニューヨークで案内をするとしたら、この橋か、セントラルパークに尽きる。(お金も要らないし!)

[ボランティア]
昨日の大会の影響か、または「母の日」で家庭で過ごす人が多いのだろう、出足は低調だ。特に記すことがないので、割愛する。

(余談)
マッツォ(Matzo)と言うユダヤ人伝来の食べ物がある。もち焼き網のような形をした煎餅であるが、塩も何も使っていないので味もそっけもない。パンを作るとき使う酵母も入れていない。
これについて今日の担当のアビー(Avi)君に聞く。
約3,000年前、ユダヤ人がモーゼに導かれてエジプトを脱出する際、8日間これだけを食べて飢えをしのいだ故事にならい、昔の苦難を忘れないようにと、今でもユダヤの行事「過ぎ越し祭り(Passover)」の時、家族で食べるそうだ。
このマッツォが先月の下旬(「過ぎ越しの祭り」の最後の日)からテーブルの上に置いてあるのだが、誰も手をつけない。理由は判らないでもないが!?

[食事]
1.マテガイとホタテ
2.味噌汁
3.冷奴
4.ご飯

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