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作家・偉人・歴史上の人物

北原白秋と柳川(その2)

2つの悲劇 白秋は、尋常小学校では神童の名を欲しいままにし、2年飛び級をするほどであった。文学への情熱は高まり、その才能が新聞雑誌に初めて取り上げられたのは、17歳の時(1902年)。福岡日日新聞に投稿した短歌のうち、一 …

北原白秋と柳川 (その1)

3つの白秋記念館 北原白秋は、詩人、歌人、童謡作家、民謡作家、随筆家、文芸評論家として、膨大な数の作品を残している。彼の筆力は、生涯衰えることはなく、人気の高さは、白秋の記念館が、3か所も現存することからも明白である。北 …

「宮沢賢治」人気の秘密(7)

4)宮澤賢治記念館 宮澤賢治の没後50年を記念して花巻市により作られたもの。賢治の業績を多角的に分析、遺品の数々を展示している。新花巻駅に近い、胡四王山(ルビこしおうざん)に立つ。この山は、賢治が「経埋ムベキ山」とした3 …

「宮沢賢治」人気の秘密(6)

5.賢治の足跡を訪ねる この拙文を書くにあたり、私は花巻を2度訪ねた。最初は会社の友人、2度目は、この雑誌の三浦基弘編集長とである。2度の旅で訪ねた賢治ゆかりの地をご紹介したい。 1)岩手山 編集長と青森県との県境に近い …

「宮沢賢治」人気の秘密(5)

4.賢治の魅力 この小文を書くにあたり、現地調査、インターネットや図書館などで情報を集めた。近くの図書館に行くと、宮澤賢治に関する本だけで、30冊あまりが並んでいた。一説によれば、賢治研究の書は300冊以上にのぼるという …

「宮沢賢治」人気の秘密(4)

3.仏教徒としての賢治 現在、賢治の墓は日蓮宗の身照寺にある。我々がこの寺に赴いた時は、ボタン雪が降りしきっていた。気候が良いときには、観光客が多く訪れるのであろう、「ここは観光地ではありません。騒がないでください」との …

「宮沢賢治」人気の秘密(3)

2.賢治の愛 (1)最愛の妹トシ 下根子の別荘は、賢治の妹トシが病気療養した場所でもあった。トシは賢治よりも2歳年下で、日本女子大の家政学部で学び、成績優秀であったという。しかし賢治同様結核に侵され、4年生の時は、ほとん …

宮沢賢治 人気の秘密(2)

「雨ニモマケズ」の詩には、37歳の若さで病死した賢治の人生が色濃く反映されている。賢治は病弱で、22歳の時受けた徴兵検査では、第ニ乙種で兵役免除になっている。また、この年肋膜炎と診断され、友人に「自分の命はあと15年もあ …

「宮沢賢治」人気の秘密 (1)

はじめに 宮沢賢治について調べてみるきっかけになったのは2003年3月、岩手県の花巻への旅であった。賢治の足跡をたどるうちに、彼の生き方に興味を持った。賢治について調べれば調べるほど、大いに共感を覚えた。賢治が亡くなって …

高く咲く花

住宅地の塀のあちこちにノウゼンカズラの蔓が伸び上がっている。盛夏の頃と比べると、花の数が減り、花の姿に勢いがないが、九月に入っても、やはり草木の中で目立つ花である。この熟れた柿の実の色をした花を見ると、決って「カーキにア …

漱石山房記念館

新宿区早稲田南町に、昨年オープンした新宿区立「漱石山房記念館」がある。なんとなく居心地の良いところで、本日を含め2度ほど訪問した。新しくおしゃれな記念館の建つ場所は、夏目漱石が1907(明治40)年から、没するまでの9年 …

ロックフェラーの素顔(11)

7.ロックフェラーの晩年 (1)妻の死 アイダ・ターベルの記事が連載されると、JDRの妻セティは信仰の世界に閉じこもるようになっていった。そして、鋭敏で有能な女性から、本物の病人に変貌していった。連載が佳境に入った190 …

福澤諭吉の「帝室論」について(その2)

前号では、あたかも現代にあって今の世相を憂えているかのような論説である「帝室論」のいくつかの文を紹介しつつ、それでは一体、「帝室を政治社外に高く仰ごうとする福澤の真意」とはどのようなものであったかを次号で考察したいと述べ …

ロックフェラーの素顔(10)

(4)唯一の息子 ジュニア ジュニアにとって、父親は産業界で巨大な帝国を築きあげた英雄であった。ジュニアは、自分の姿がみすぼらしく思えてならなかった。そんな彼は、父親への世間の批判にひどく敏感であり、人生を父親の名誉回復 …

福澤諭吉の「帝室論」について(その1)

ある人の言を引用します。いつ誰が言っているか考えてみてください。(なお強調の太字は筆者によるものです。) 「今の政治というものは、よくよく調べてみると、どんなに民意を得ていると自賛するような政府であっても、せいぜい全国民 …

ロックフェラーの素顔(9)

6.子供達の悲劇  ジョン・D・ロックフェラー(JDR)は、4人の女の子と1人の男の子をもうけた。エリザベス(通称ベッシー)、アリス、アルタ、イーディス、ジョン(通称ジュニア)である。ただし、二女のアリスは、幼児期に亡く …

福澤諭吉と北里柴三郎

大村智教授のノーベル賞受賞に寄せて (2015年) 日本人にとって嬉しいニュースが飛び込んできました。日本人受賞者の内の一人、大村智教授が北里研究所と北里病院で永年仕事をされてこられたことを知りました。 北里研究所病院は …

ロックフェラーの素顔(8)

3) ロックフェラー医学研究所 「神が人類のために授けてくださった財産をどのように使うか」という問題は、1900年に入りスタンダード石油の持ち株などの資産価値があがるにつれ、JDRにとって、より深刻なものとなっていった。 …

福澤諭吉と教育ベンチャー

2012年12月15日、福澤研究センター講座、「『福翁自伝』を多角的に読む」(第3回)を受講した。 講師 四天王寺大学 曽野洋教授 テーマ 「福澤諭吉と教育ベンチャー」 講義では福澤諭吉を教育ベンチャーの担い手として捉え …

ロックフェラーの素顔(7)

5.巨大な富の重圧 1) 寄付を求める人々  1980年代後半になると、JDRは、大富豪としてもマスコミに取り上げられるようになった。それとともに、彼のもとには、寄付を求める人々が押し寄せるようになる。彼の出かけるところ …

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