英国探訪7 エリザベス1世について(その2)

メアリとエリザベスの確執が大きなテーマの一つです。それぞれがイングランドの女王の地位につきますが、二人の関係とはいかなるものだったのでしょうか。

エリザベス1世 メアリ1世

エリザベスは3歳の時に母親のアン・ブーリンが処刑されたため、庶子(私生児)の身分に落とされてしまいます。

メアリからは、彼女の母(ヘンリー8世の最初の妻)を離婚に追いやった女性の子として憎まれていました。事実、映画の中でもメアリがエリザベスを「あの淫売の子」と蔑む場面がでてきます。

エリザベスはメアリ1世在位中には、ロンドン塔に収監され、やがて処刑されるだろうとおびえながら毎日を過ごすことになります。

しかしメアリ1世は自身が死んだ後、もしエリザベスが存命であれば次の女王になることを覚ってはいました。

その上で彼女はエリザベスを呼び寄せ、イングランドの宗教体制を現行のまま、つまりカソリックのままに存続するように自分の願いを伝えました。しかし新教(英国国教)を信仰するエリザベスの信念が揺らぐことはなくメアリ1世を怒らせます。ところがなぜかメアリはこの異母妹の処刑執行命令書にサインをしませんでした。

結局エリザベスが命をつないだことによって、王位継承につながっていきます。

(その3に続く)

風戸 俊城

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