イラン追想(その17)テヘランの思い出(4)


現地では会社が単身赴任者用に借りたアパートに住んでいました。
1つのフロアーに3つのベッドルームがあり、大きな居間と台所が共用となっていました。

居間の北側の窓から見えた風景がこの写真です。

はるか遠景に映る山々はエルブルス山です。エルブルス山は標高が5000メートルを超え、コーカサス山脈の最高峰です。山の向こう側はロシアになります。
山の頂上が雪で覆われているのが見えます。

ご覧の通り、ほとんどすべての家の屋根は、降雨量が少ないため平坦な造りとなっています。

テヘランの市街は山の斜面に作られており、北に行くほど高地になっていきます。住宅も北に行くと高級住宅が建ち並んでいました。ちなみにこの写真に映っている住宅は市内の中心部にあり、どちらかというと中流階層が住んでいたエリアでした。

風戸 俊城

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