コッツウォルズの歩き方⑯アーリントン・ロー

バイブリーとアーリントンという2つの村の間にはコルン川が流れている。そこに架かる橋とまわりを取り囲む草花、川に浮かぶ白鳥や鴨たちが、著名な芸術家ウイリアム・モリスも住んだこの村に、静かな美しさを与えている。この村を代表する景色のひとつで訪れる観光客が後を絶たないのがここアーリントンローだ。14世紀建造の羊小屋を17世紀になって織物職人が住む住宅に改造された長屋風の建物である。グレーのライムストーンで造られた家々の端正なたたずまいは、300年の時の流れを思う人々の心を本当になごませてくれる。

アーリントンミュージアムを見学すると、そろそろランチタイムだ。ガイドブックにあったレストランは残念なことにたまたま閉店だった。 仕方がない。車を走らせながら適当なところを捜すことにする。やがて車はバーフォードの村に入った。最初に目に付いたレストランでイギリス最初のランチを取ることにする。イングリッシュブレッドに紅茶と、ありきたりのメニューしかない。

このあと、中世の村の様子を忠実に再現したモデルヴィレッジがあるというボートンオンザウオーターに行く手もあったが、モデルではない「本物」の村々を見た後ではモデルヴィレッジは興ざめだ。そこで今回の旅のテーマのひとつである「アンティーク」の村として有名なストウ・オン・ザ・ウォルドに向かうことにする。

~つづく~


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