米国ベイエリアの思い出(3)

クリスマスまであと数日。あちらこちらで美しいイルミネーションが目を楽しませてくれています。

前回はベイエリア でのサンクスギビングの思い出を綴りましたが、サンクスギビングが終わった週末から街は一気にクリスマスカラーになります。オレンジ色から赤と緑に変わります。

この週末からクリスマスツリーの木を売るお店が空き地に開きます。ノーブルファー ダグラスファー、フレイザーファーなどいろいろな種類のもみの木があります。大きさも1メートルくらいの小さいものから、3メートルくらいの大きなものまで様々な木が並べられます。前々回のハロウィンの時と同じで、栽培している農家へ行って、植えてある木から選び、鋸を借りてカットすることも出来ます。私共は毎年同じ空き地に出る栽培農家さんで購入していました。

 

先ず、木を高さ、種類、形で選びます。木が決まったら水揚げを良くするために下の5cm位をカットしていただきます。下の方の不要な枝は、家でカットして毎年玄関ドアにかけるリースを作りました。この木を紐で縛っていただき、車の屋根に乗せて持ち帰ります。この時期はクリスマスツリーを屋根に乗せた車がたくさん走っていて、とても和やかで大好きな光景でした。家で飾り付けを済ませて、ツリーの廻りには用意したプレゼントが日に日に増えていき、子供達は沢山のプレゼントを戴けるのです!

クリスマスもサンクスギビング同様、家族、親戚が一同に会します。日本では24日にお祝いをするのが主流ですが、殆どの家庭は 25日にお祝いをします。お料理は様々ですが、やはりローストしたターキー、ローストビーフ(2kg〜3kg以上のもの)、骨付きハムなど。私共では骨つきのプライムリブが恒例でした。(切った後の骨の部分でカレーを作るのが美味しかったです!)

さてこのクリスマスツリー、アメリカでは1月の1週目位まで飾る習慣です。そして、リサイクルの車がこの頃に取りに来てくれます。しかし、日本人家庭ではお正月の用意をしなくてはいけないので、12月30日位には片付けなくてはなりません。取り敢えず家から出して、リサイクルまでは庭の片隅に。そんな慌ただしい年末でした。

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