山ちゃんの気まま旅41~京都の伏見で歴史散歩(2021/12/06)

予想以上に天候が回復して青空が見え始めたので、京都の伏見を散策してきました。古くから水運が発達し、大坂―京都間を結ぶ主要ルートで、良質な水に恵まれ清酒メーカーの多い場所です。

762-坂本龍馬と妻(お龍)新婚旅行へ出発の地。
寺田屋事件で重傷を負った、坂本龍馬が薩摩藩の誘いで、療養も兼ねて、日本初の新婚旅行に出発した伏見港に立つ像。

2)763-764 事件の現場「寺田屋騒動」の舞台。

1866年薩摩人を装い寺田屋に宿泊していた坂本龍馬が幕府の襲撃を受けた場所。 階下で入浴中の妻(お龍)が不穏な音を

耳にして龍馬に危機が迫っている事を感じ、着の身着のまま2階の龍馬に通報、龍馬は勝海舟から贈られたピストルで

応戦したが、重い刀傷を負いながら辛うじて脱出し薩摩屋敷に保護された(このくだりは時代劇で何度も再演されている)

後年坂本龍馬が暗殺された後の「お龍」がどうなったのか気に成ったので、帰宅後調べてみました。

龍馬暗殺後、土佐の坂本家に世話に成っていたが、家人と折り合い悪く飛び出し、困窮した生活を送っていたが、

その後顔なじみを頼り再婚、子供は出来ず明治39年死亡,享年66歳で横須賀の信楽寺にねむる。

3)768 伏見地区の運河で運行されている十石船の観光船。

京都―大阪間で定期運行されていたのは三十石船だった。

4)770 月桂冠の大倉記念館(博物館)

大倉酒造は1637年の操業でもう少しで400年の歴史、食品学科の研修旅行で訪問した場所です。

5)772 松本酒造の蔵(登録有形文化財) 時代劇撮影現場で知られる。

時代劇ファンの人は間違いなくこの長い蔵の前を、大名行列が通過するシーンを目にしている筈です。

6)775-778 御香宮神社(伏見の総鎮守)

1868年、戊辰戦争の緒戦となった「鳥羽伏見の戦」で、官軍(薩摩藩)の本陣となった場所。

境内には名水百選に名を連ねる名水が噴出している、明治天皇の産湯はこの名水を使ったと伝わる。

今回は行きませんでしたが、この場から徒歩10分余で明治天皇、皇后の土盛り墓があります。

山仲春男

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