ある日、つくる会に1枚の古地図が持ち込まれました。明治14年にフランス人によって製作された中野島近辺の古地図でした。見ると、「中野島村」という文字が右から左に向けて書かれてあり、現在の地図と比較すると、多摩川の境界線など一部が微妙に違っています。

この古地図をきっかけとして何かできないだろうかと話し合った結果、町の歴史を少し学んでみようということになりました。ここに、「ぶらり中野島散歩」制作委員会が発足しました。ほんのわずかでもこの町の歴史に触れることができれば幸いです。

1 ぶらり中野島歴史散歩 「ぶらり中野島 歴史散歩」予告編動画
2 中野島駅と稲荷神社 中野島駅の周りには、特産の梨畑が多く・・・
3 南武線いまむかし どのような背景で変貌を遂げてきたのか・・・
4 中野島 住居表示の変遷 江戸時代は「多摩郡府中領中野島村」・・・
5 多摩川の砂利 南武線は元「多摩川砂利鉄道」だった・・・
6 石灰石列車 青梅線とのつながり・・・
7 多摩川の氾濫(1) 中野島は川の氾濫によって出来た中洲そのもの
8 多摩川の氾濫(2) 登戸新町は元々川の中だった・・・
9 筏流しと筏道 筏道は、筏師たちが上流まで徒歩で帰る道だった
10 石仏・石碑を訪ねて 人々の信仰の対象であった馬頭観音や庚申塚
11 蚕影山信仰 養蚕の神様である「蚕影山大権現」を祀る・・・
12 多摩川音頭を探る 北原白秋が作詞した「多摩川音頭」について

【ぶらり中野島制作委員会】
東 孝昭
宮川直遠
山根昭郎
西  敏