ハイム文壇の作家たちによる作品をお楽しみください。
新着記事

東 孝昭

思い出のレストラン「ピエ・ド・コッション」(Au Pied de Cochon「子豚の足」)

今から50年位前の話です。 フランスに赴任してすぐの頃、単身赴任3名が残業の後一緒に食事をしようという事になり、相談の結果当時ちょっとした噂のレストラン「ピエ・ド・コッション」にしようという事になりました。  このレスト …

シャンティーの森(アプルモンゴルフ場)

前回のコンピエーニュからパリに戻る途中ほぼ中程にあるシャンティー”Chantilly”を訪ねます。 実は森よりもシャンティーの城館”Chateau”の方が名実ともに有名です。森と湖、そして庭園、更には文化・芸術を加えた完 …

エルメノンヴィルの森(トルコ航空墜落事件)

古いアルバムで見つけた一枚の写真、子供がまだ5歳の時の遊園地での思い出です。 シャンティーの森の東に森続きと言える状態で拡がる33,000ヘクタールのエルメノンヴィルの森。地質はシャンティーと同じ砂岩系で、この森の中程に …

コンピエーニュの森(独仏休戦協定)

今まで(1)パリから東のセーヌ川の源泉、(2)西のガイヤ-ル城とルーアン、そして(3)パリから南のジアンと運河の立体交差を見て来ました。今回はパリから北に80㎞コンピエーニュの森を訪ねます。 結構広大な森ですが比較的平坦 …

運河の立体交差

皆さんご存知でしょうか。フランスの国土の面積は日本の1.5倍、日本は85%が山岳だがフランスは15%、人口が日本の半分として一人当たり約17倍の平地面積という計算になります。パリを少し出ると比較的ゆるやかな平原が広がりま …

ガイヤール城

今回も古いアルバムかで見つけた写真からの観光案内です。 パリから西に国道およそ70㎞でノルマンディーに入ります。やがてセーヌ川を見下ろす台地にあるガイヤール城が望遠出来ます。 ノルマンというのは北の人、ノルマンディーは北 …

セーヌ川の氾濫

「ハイムのひろば」でご紹介を頂いたNHK BS3の放送「46年前多摩川の水害と岸辺のアルバム秘話」を拝見しました。その時に思い出したのが掲題の「セーヌ川の氾濫」です。 いつも穏やかに流れるセーヌ川も2~3年に一度、いや最 …

長尾村の歴史(その2ー追稿)

長尾村の歴史(その2-追稿) 井田家ご本家の井田正敏氏にお目に掛かる機会を得た。更に勉強会での講話の快諾を頂いて実現した。お話を伺うにつれ歴史に大変憧憬の深い方で、井田家の祖先についてもいろいろ勉強をされていることを知っ …

長尾村の歴史紹介(その1)

ご近所を散策していてあじさいが目につく季節です。そこで思い出して長尾の妙楽寺を訪ねました。この寺は通称「あじさい寺」と呼ばれ、境内一面にあじさいが咲き誇ります。丁度今がその季節です。そこでその昔(2008年)古文書の勉強 …

セーヌの源流を求めて

古いアルバムを眺めていて発見した小さな思い出旅行です。時は1990年4月29日漸く季節も良くしかも三連休だったようです。欧州では既にバブルが頂点を超え景気の峠の見えた頃ですが、日本はむしろこれからと言う状態。日本からの来 …

エジプト見聞録(2)

クレオパトラはプトレマイオス朝第7代の王だが、このプトレマイオスはアレクサンダー大王の側近の武将の一人、以後の王朝全てが外国人の統治であり、2500年経って、やっと独立を果たした1922年は、奇しくもツタンカーメン王の墓 …

エジプト見聞録(1)

(2004年ある会報に投稿したものそのままです) 今年の初め念願のエジプト旅行を果たした。 3500年前の文化と歴史に触れ未だその感激の余韻を残している。 かくも長く遺跡建造物が残ったのは、石がその素材ということもあろう …

パリの屋根裏部屋

今から50年ばかり前の思い出です。私がパリに赴任した直後同僚の一人が屋根裏の書庫に書類を取に行くと聞いて私も良い機会とばかり一緒させて頂きました。 事務所はコンコルド広場の近く、超一流のホテル・クリヨンや海軍省が広場に面 …

【緊急投稿】パリの街からカフェが消えた?!

今回のコロナウイルス問題の深刻化でパリの街では食料品店以外すべて閉鎖というニュースが流れました。パリの人達はカフェが閉鎖されてどうしているのだろうか大変気になります。それだけパリの市民に深く関わった存在なのです。カフェに …

議論は尽きない

昔の思い出話です。フランスの得意先の人と夕食を共にすることになり、レストランと時間を約束しました。一般論としてフランスの人は約束時間にルーズと言うか好い加減で大体は遅れてくるものです。時には30分近くも遅れることがありま …

中東3カ国を訪ねて(3)

レバノンに入ってパレスチナ難民部落を散見する。         ベイルートは「中東のパリ」を再現していた。しかし我々の訪問のつい2ヶ月ほど前、当時の首相ハリリ氏が爆弾テロで遭難、裏 …

中東3カ国を訪ねて(2)

既にダビデ王の頃から要塞があったと知られるアンマン城、ローマ・ビザンチン・イスラムの各時代に亘って破壊と建設を繰り返してきた。近くに世界最大といわれるローマ劇場がある。     シリアに入って中東の真 …

中東3カ国を訪ねて(1)

(2005年4月の旅行記をある会報に掲載しました。今回原文のまま 投稿させて頂きます。) この春念願の中東三カ国(ヨルダン・シリア・レバノン)の歴史紀行を実現しました。 出発前、皆さんから「そんな危ないところへ?」とか、 …

フランス人は日曜大工がお好き(2)

フランス語で日曜大工はブリコラージュ(bricolage)と言いますが、字引を引くと「古いものの復活」と言う意味と受け取れます。 今から50年位前の話です。 ある日曜日、朝から下のガレージで人声と共に金属音が聞こえました …

フランス人は日曜大工がお好き(1)

フランスの人は自分の家の内装や壁紙の張替えなどはいとも簡単という事だと思います。私の二度目のパリ赴任で借りた家の壁は完全に白一色でした。要は、インテリアはご自分のお気に召すようにという事だったのでしょう。この時私は敢えて …

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