新加坡回想録(11)シングリッシュⅡ
前回、シングリッシュについての特徴や、どのようにしてシングリッシュが生まれたのかを私の推測を含めて紹介してきましたが、今回は、実際に使われている場面や考え方について少し捕捉したいと思います。 【代表的なシングリッシュの例 […]
フランスあれこれ(17)フランスのマイスター
まず右の写真をご覧ください。古いアルバムで見つけたものですが、1995年のステンドグラスのアトリエで撮影したものです。 アトリエでは新しい作品が完成するとシャンパンを抜いてお祝いをするのが慣習となっていました。作品の制作 […]
台風の被害、ここにも
台風の被害は思わぬところに。 皆さん、お気付きだったでしょうか? コミュニティー広場のあの風見鶏が台風のあといなくなりました。 と思ったら、強風で吹き飛ばされたようです。後日、鳥の首が折れた状態で、どなたかが管理事務所ま […]
荻悦子詩集「時の娘」より「塊あるいは魂」
塊あるいは魂 手を触れるだけでばらばらと落ちる小さな舟型をした緑の植物 の塊 地に落ちた肉厚の塊のひとつひとつが残らず根を出し 朽ちて行く古い塊の先には見る間に数個の芽が花びら状に寄り 合って吹き出す おびただしく殖え続 […]
クイズ「ウソつきじゃないよ!」
僕は小学4年生 ある日友達の マサル君が こんなことを 言いました。 マサル君 まさかと 思ったけど、 マサル君は 絶対にウソは ついていない と言います。 ①誕生日は何月何日? ②発言をした日は何月何 […]
追憶のオランダ(28)パナクック
パナクック (Pannekoek) って何だろう? これは小麦粉をベースにして焼いた薄いお菓子で、日本でも一般的なホットケーキあるいはパンケーキの先祖で、オランダではこう呼びます。ということで、一度パナクックなるものを食 […]
イラン追想(その24)テヘランの思い出(11)
イラン随一の名門大学、テヘラン大学の女子学生達の様子(1970年代)を伝える写真です。 革命前は、インテリ女性たちの多くは西欧風のファッションに身を包み、元々彫りの深い顔立ちが映える、洗練された身のこなしをしていたもので […]
シンゴ旅日記インド編(その51)ジェットストリームの巻
小学生の時に岐阜の田舎で始めてFM放送を聴きました。 今まで聞いていた中波放送のガチャガチャした番組と違い、時間をゆっくりと使い、 コーヒーを片手に都会の人の会話が続き軽音楽が流れていました。 コーヒーカップがソーサーと […]
新加坡回想録(10)シングリッシュI
シングリッシュとは、シンガポールとイングリッシュを合わせた造語で、シンガポールで話されている独特な英語のことをいいます。シングリッシュはイギリス英語をベースにし、そこにシンガポール国民の母語である福建語やマレー語、タミル […]
囲碁ーーニューヨーク滞在記(10)
ニューヨークの今 (ニューヨーカー) と、言っても、ニューヨークに住む人達の心理分析ではなく、外見的な印象である。まず、一番にぎやかな5番街で見かける人の5,6割は欧米系(つまり白人)である。このうち(推測だが)ヨーロッ […]
荻悦子詩集「時の娘」より「ハチソン街・秋」
ハチソン街・秋 Ⅰ スーパーマーケットでクッキーを手にしたら 腰の曲がった老女がすり寄ってきて 濃い紅の口元をもぞもぞさせたが ベリ・スウィートしか聞きとれなかった あの老女が帰っていく先は 歩く人の足元に […]