既にダビデ王の頃から要塞があったと知られるアンマン城、ローマ・ビザンチン・イスラムの各時代に亘って破壊と建設を繰り返してきた。近くに世界最大といわれるローマ劇場がある。

 

 

シリアに入って中東の真珠といわれるパルミラ遺跡。地中海とメソポタミアの中間にあり、地政学的に言って極めて重要なポジションにある。ゼノビア女王の劇的な生涯も頷けるが、一角に聳えるアラブ城は英雄サラディンが十字軍からイスラムを守るために建造したと言う事も納得。さぞかし意気軒昂としてこの入口から凱旋したであろうと思うとどういう訳か涙が出た。サラディンと同じところにいると言う感激がその原因だろうか。

ダマスカスは古くから中東の中心。城壁に囲まれた旧市街の興味は尽きない。ウマイヤドモスクは7世紀世界最古のモスク、またスーク(市場)は今も活気づいている。モスクの一角でサラディンとバイバルスの墓にお参りした。

 

 

 

サラディンが落とせなかったという難攻不落の城がある。クラック・デ・シュバリエ城がそれだが、奴隷から王になったという隻眼のバイバルス(マムルーク朝)が奸計で十字軍の最後の砦を開放した言う話を思い出してここでも涙が出た。

 

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