ハイム文壇の作家たちによる作品をお楽しみください。
新着記事

福沢諭吉

福澤諭吉の「帝室論」について(その2)

前号では、あたかも現代にあって今の世相を憂えているかのような論説である「帝室論」のいくつかの文を紹介しつつ、それでは一体、「帝室を政治社外に高く仰ごうとする福澤の真意」とはどのようなものであったかを次号で考察したいと述べ …

福澤諭吉の「帝室論」について(その1)

ある人の言を引用します。いつ誰が言っているか考えてみてください。(なお強調の太字は筆者によるものです。) 「今の政治というものは、よくよく調べてみると、どんなに民意を得ていると自賛するような政府であっても、せいぜい全国民 …

福澤諭吉と北里柴三郎

大村智教授のノーベル賞受賞に寄せて (2015年) 日本人にとって嬉しいニュースが飛び込んできました。日本人受賞者の内の一人、大村智教授が北里研究所と北里病院で永年仕事をされてこられたことを知りました。 北里研究所病院は …

福澤諭吉と教育ベンチャー

2012年12月15日、福澤研究センター講座、「『福翁自伝』を多角的に読む」(第3回)を受講した。 講師 四天王寺大学 曽野洋教授 テーマ 「福澤諭吉と教育ベンチャー」 講義では福澤諭吉を教育ベンチャーの担い手として捉え …

福澤諭吉と「独立自尊」

福澤諭吉と言えば「独立自尊」と反射的に出てくるくらいに、これは有名な言葉である。 では、果たして実際に、真の意味でこの言葉を正しく理解できているのかと問われると、自分自身、心もとない限りである。そこで福澤が言わんとした「 …

福澤諭吉、大隈重信と伊藤博文

NHK連続ドラマ「あさが来た」の放映時、毎朝楽しみに物語を追って観ていた。 このドラマでは江戸から明治にかけての貴重な歴史的事件や人物が扱われ、大いに興味と関心をそそられたものだった。 ドラマには福澤諭吉も登場した。一方 …

福澤諭吉と手塚治虫

筆者は手塚治虫氏が育った宝塚市に隣接する西宮市に住んでいたことがある。宝塚市には「手塚治虫記念館」がある。 幼少の頃、氏の漫画が大好きで毎日のように近所の貸本屋に通った。ストーリー性にあふれたロマンや、魅力的なキャラクタ …

福澤諭吉と英語(4)

前号では Society の翻訳語として、当初福澤諭吉は「人間交際」という訳を当てたと書いた。 当時、Society に対応する言葉がなく、これを日本語に訳出することは相当な困難があった。その状況で、「人間交際」という翻 …

福澤諭吉と英語(3)

前号に続いて、福澤諭吉と明治期における翻訳語について考察をしてみよう。 「社会」は明治期に作られた society の翻訳語のひとつである。明治10年代以降人口に膾炙するようになったといわれている。われわれ現代人が当たり …

福澤諭吉と英語(2)

福澤諭吉に関する研究、書物は巷にあふれている。それだけ魅力ある人物像であり、幾多の業績を残したからに他ならない。 筆者が興味を覚えるのは次のことだ。 福澤諭吉は英語をどう捉え、どう取り組んでいったのか。 福澤は欧米を視察 …

福澤諭吉と英語(1)

なぜ日本人は英語が下手なのか。それにはある偉大な人物が大きく関わっているという。 本論の題名からすでに想像がつくかもしれない。そう、福澤諭吉がその原因を作ったという説だが、掘り下げていくと興味深いものがありそうだ。 「天 …

明治十四年の政変と福澤諭吉(2)

(前稿から続く) ◆『明治十四年の政変』の顛末 明治維新以後、全国各地で明治政府に対する反乱として「佐賀の乱」や「萩の乱」などが勃発したが、明治10年「西南戦争」を最後にその勢いは収束した。 福澤諭吉は明治12年、「国会 …

明治十四年の政変と福澤諭吉(1)

2013年6月初旬にロンドンに旅行する機会を得た。ロンドン再訪は十年ぶりのことだ。(それから毎年のように訪れることになるのだったが。) 訪問に先立ち、英国の歴史、文化などをおさらいした。旅をより充実させたいと思い、旅程に …

福澤諭吉作と言われる「脱亜論」考

「脱亜論」は、新聞「時事新報」紙上に1885年(明治18年)3月16日に掲載された。巷間、福澤諭吉が述べた論説と流布されているが、その確証はなく、原文は無署名の社説である。 ただ、福澤が執筆したとみる向きも少なくなく、例 …

福澤諭吉と一万円札

現在、一万円札には福澤諭吉の肖像が描かれている。だから、若い人の中には、一万円札を数えるのに、「一(いち)諭吉」、「二(に)諭吉」などと福澤をあたかもお金の単位のように使う向きもある。福澤は自分の肖像がお札に使われるであ …

福澤諭吉と勝海舟

NHK朝のテレビ小説「あさが来た」では、主人公の女性が上京したときに、福澤諭吉に偶々出会い、啓発されるというエピソードが挿入されていた。もちろん、フィクションであるが。さらに、ドラマでは、史実としての北海道開拓使官有物払 …

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