フランスあれこれ88 だまし絵に騙されて良かった!

「だまし絵」「騙す」いずれも使いたくない言葉です。
聞こえの良くない「だまし絵」ですが日本では普通に使われる一つの絵画形式と言えます。代表的な作品は「非難からの脱走」(カラヴァッジョ)でしょうか。この写真、私がパソコンに向かっての作業を後ろからこっそり覗いているカラヴァッジョ?

今から50年以上前でしょうか、前方のビルの3階のベランダから可愛い子供がこちらに向かって手を振っていました。自分の前後を見ても誰もいないので私に手を振っているのだと思って私も手を振ってご挨拶したものです。少し前進して並木の間からもう一度上を見上げたのですが?
しっかり騙された。なるほど!並木がそよ風に揺られていたのを子供が手を振っているように見えたとのだと理解した次第です。騙されたけれど、愉快で楽しかった。壁に向かってもう一度手を挙げてお別れをしました。そしてだまし絵という呼び方が良くないのでは?とも考えたことでした。
残念ながら写真はありませんが、皆さんには想像して頂きたいと思います。上はだまし絵を描く前の白壁、下が完成後です。この手前に並木があったと想像してください。(写真はネットからの拝借です)

騙し絵はフランス語で“トランプルイユ”と言いますが、見間違うという意味ではあっても積極的にだますとまでは言っていません。私にはだまし絵というのは聊か気に掛かるのはこの経験があってのことかもしれません。

私はステンドグラスでカラヴァッジョの作品を模写したことがあります。タイトルは「トランプ詐欺師」こちらが本当の騙し絵かも・・・

 


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