囲碁ーーニューヨーク滞在記(6)

平成20年4月18日(金) 快晴、今日は暑くなりそうな予感がする

[ウォーキング]
今朝8時半頃から植木屋さんが裏庭の木の枝打ちに来るので、早めに帰る予定で家を出た。昨日、浅田さんがカメラのカバーを忘れていったので、宿泊しているヒルトンホテル(6番街と53番通りの角)まで届けて、セントラルパークを回り、一時間半ほどで戻る。

(余談1)
9時半頃、隣のミセス エバンスが植木屋さんと一緒に訪ねてきた。今から作業をしたいとのことで、裏庭に案内する。裏には一本の大木が聳えている。高さが向かいのビルの8階ほどあるので、多分30メートルはありそうだ。ミセス エバンスによると枝が隣まで大きくはみ出して、腐った枝が落ちてくると危ないので切るという。見上げると、すでに朽ちて折れた大きな枝が、他の枝に引っかかって落ちそうになっている。
面白そうなので作業を見ていると、綱を巧みに使って高いところまで登って行き、枝を切り始めた。最初は全体的に枝を切っていたが、その内にミセス エバンスの庭に大きくはみ出している部分に狙いを定めると、上のほうからどんどん切っていく。最後には地上から5,6メートル辺りで幹から分かれた直径が50センチもあろうかと思われるところまで切り込んでしまった。ミセス エバンスの家の反対側にも大きく伸びた枝があるが、そちらの方はそのままで作業は終わりそうな気配がするので、「どうして片側だけ切るのか?」と聞くと、とにかく切らないと言う。多分、契約でそうなっているのだろう。(変な納得の仕方だが、、、。)地上で働いていたプロレスラーのような大男が切った太い枝を一本ずつ担いで表に運び出し、午後2時半頃作業は終わった。小さな枝も残さず綺麗に掃除をして、これで〆て、2,000ドル(20万円)だそうだ。

(余談2)
ジャスティン君が12時50分頃にやって来た。一緒に図書館へ行く予定だったが、植木屋の作業が終わらないので、家で話をする。ノースカロライナの故郷や家族の話、大学生活や将来の希望などを聞きながら、時間を過ごした。枝切り作業が終わって3人で図書館へ行ったが、英会話を勉強するような適当な場所がない。ジャスティン君が係りの人に交渉して、小さな机のある一角を使用させてもらうよう了解を得たが、いまいちしっくりと来ない。結局、碁センターでやることに決めた。条件は以下の通り;
1.開催日:週2回(火曜日と金曜日午後1時から3時頃まで)
2.テキストは最新のニュースを雑誌(タイム)か新聞の記事から選ぶ。
3.料金:無料(ジャスティン君はビギナーで碁センターにはお金を払っていないそうだ。それなら、たまには食事をご馳走してあげよう。)

[ボランティア]
今日も入門者が来た。高本さんはすでに他の人と対局していたので、私がルールから教えることにした。メアリーさんという、50歳くらいのご婦人で、息子さんらしき若者と二人でやって来た。若者(名前はハル、日本語を勉強しているらしく、冗談で「私はスプリングです」と、自己紹介をした。)の方は多少打てるようなので、スタッフが相手をする。お母さんらしき人には基本ルール(息子から多少聞いているようだが、、、)を教え、早速、九路盤で対局する。私の石が全部取られるように打ってあげると、怪訝そうな顔をしていた。3局打ってレッスンは終わりにする。そこへ、入門二日目のアキコさんがやって来た。「ハル」と「アキ」が揃いましたねと、若者とメアリーさんを紹介して、私と若者、そして女性二人の入門者同士で対局してもらった。昨日もドイツ人で全くの初心者が来てルールから教えたが、殆ど毎日のように「碁を教えて!」と、やってくる。一昨年、フランスの田舎町デイジョンでも若い女性二人がルールから教えてもらっているのを目撃したが、ヨーロッパに限らずアメリカでも碁が盛んになってきているのを肌で感じる。40数年前、岩本薫先生が、ここニューヨークで囲碁の普及を始めて以来、着々と囲碁人口が増えているのではないだろうか、、、。 ただ、この碁センターに限れば、一日の入場者はウイークデイで数人、週末で10名程度だ。折角、岩本先生が私財を投じて立派な碁センターを作られたのだから、この施設をもっともっと活用しなければと思う。

[食事]
1.ジャガイモ、玉ねぎ、ニンジン、牛肉の煮物
2.豆腐の味噌汁
3.ご飯

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