コッツウォルズの歩き方㉔~ワーウィック・キャッスル

シェークスピアカントリーを楽しんだ後、ロンドンに帰る前に少し時間があるのでWarwick Castleに寄ってみることにする。高速の入り口からも近いので友人から薦められていたが、実はそんなに期待はしていなかった。ところが、中世のお城の中の様子がなかなか面白く、ついつい時間をかけることにになった。近くまで来ることがあれば是非立ち寄ることをおすすめする。

ワーウィック・キャッスルは、ストラットフォード・アポン・エイヴォンの街の北東へ12km、エイヴォン川のほとりに建つ中世ノルマン朝様式による城建築の傑作のひとつである。もともとは1068年にウイリアム征服王の命によって建てられた城塞だったが、現在の建物の大部分は17世紀以降に建築された。

城にはノルマン人征服後から現在にいたるまで代々のWarwick伯が住んでおり、優雅な家具調度品類に加え、ルーベンスなどの絵画、銃器類、クロムウエルの胸像などを城内で見ることが出来る。また、14世紀の牢屋や拷問室なども残されていて興味深い。もうひとつの見どころは、パーティの一夜をろう人形で再現した”1898年のロイヤル・ウイークエンド・パーティ”という部屋だ。ロンドンにあるろう人形館で有名なマダム・タッソーの手によるものだ。

夏季には中世の騎士の衣装を身にまとってのイベントも行われる。われわれの訪問時も丁度その時期で、城内のあちこちで騎士の衣装をまとった人達が拷問室の説明をしたり、当時の話をとうとうと述べたりで、観光客とのやりとりが楽しそうであった。

Warwick Castleをあとにして高速M40に入り、一路ヒースローを目指す。一昨日借りたレンタカーをヒースローのHertzで返したら、地下鉄でロンドン市内に入る予定だ。直接ロンドン市内に入りそこで車を返す手もあったが、車の多い市内では運転しない方がいいという友人のアドバイスに従うことにした。それに乗り捨て料金の節約にもなる。ヒースロー空港からロンドン市内への地下鉄の切符は、格安の「ワンデイトラベルカード」を買うことにしている。

~つづく~


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