シニアでこそのデジタルライフ5~カメラ

昔から写真撮影を趣味とする人は多い。目に見えるものすべてが撮影対象になり得るが、例えば美しい景色を見て感動しない人はいない。一度見て感動したらその景色を残しておいて何度でも見たいと思う。そのためには写真に撮っておくのが一番手っ取り早い。

自然界には花を初めとして見ることで心を癒されるものがたくさんある。雪月風花、四季のある日本では世界のどの国よりも変化のある素晴らしい風景が楽しめる。一人でカメラを手に何処にでも出かけて自由に行動できる点もいい。他人に気を使うこともなく思う存分楽しめる。

一台のカメラさえあれば始められる趣味ではあるが、凝り出すとそれなりにお金もかかる。腕が上がるにつれてもっと良いカメラを持ちたいと思う。釣りやゴルフで道具にお金をかけるようにバカちょんカメラでは我慢が出来なくなり一眼レフをとなるのだ。

私自身はカメラについては疎く素人だが、デジタル時代となって以降、事情は大きく変化したのではないか。撮った写真を紙焼きしていた時代からデジタルに変わったことで格段に便利になった。デジタルでは、何回でもシャッターを切り、気に入ったものだけを取り込めばよい。写真の出来栄えは、もちろんカメラの機能と腕とに左右されるだろうが、その平均値は大きく上がったと思われる。

そしてここからが本題だが、スマホにカメラ機能が加わった当初は画素数が低く綺麗な写真が撮れなかった。それが最近では、1000万画素を超える性能が付与されるようになったのだ。昔のバカちょんカメラと比較すると雲泥の差がある。今やスマホでも充分綺麗な写真が撮れる。

プロカメラマンなど写真を扱う職業の人は別にして、一般人が楽しむ写真を撮るにはスマホのカメラ機能で充分である。家族が撮影した孫子の写真や友人が撮った花や風景の写真の画像数について云々言っている人を見たことがない。昔のように出かける時にわざわざカメラを携帯する必要がない。

しかも、もう一つ嬉しいのはアルバムもデジタル化していることだ。昔の分厚いアルバムを想像してみてほしい。何の不思議もなく思っていたけれど、今、パソコンやスマホ、ハードデイスクに保存していることと比較するとこれらの技術を発明してくれた人たちに感謝しかない。

これはもう使うしかないのだ。

 

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