シンゴのきになる話㊷ インドの生け花師匠の巻(その5)

また、石の象の小さな置物のお腹にクリスタル・マッドを入れて水につけてみました。

「胎像菩薩」ならぬ「胎象菩薩」を作りたかったのです。

生け花をするようになり、気に入った形が出来上がると、それをスマホで写真に撮り、コメントを沿えて妻にラインで送っています。生け花を少し学んだことのある妻は「中心になる花をフォーカルポイントといい、それは正面を向いているものです。」と教えてくれました。私はその言葉をそっくりそのまま秘書に伝えました。そして、追加して次のように言いました。

「私の部屋に生ける花は一方から見るものだから、表と裏があるのです。表に全てを表現するようにしてね」、「会議テーブルに置く花は、四方八方から人が見るので、全ての方向から美しく見えるように生けてね」、毎朝、会社が始まっての少しの間は、生け花の師匠になったような気分で過ごしています。そして、私は生けた花に題名をつけて遊んでもいます。

私の生け花作品集―わずか一日の命を生きる花たちー その1

インドの生け花師匠の巻(その6)につづく

    シンゴのきになる話㊷ インドの生け花師匠の巻(その5)” に対して1件のコメントがあります。

    1. 緑の八咫烏 より:

      シンゴさん、いつもハイムのひろばへの投稿ありがとうございます。スタッフの一人としてお礼を申し上げます。

      シンゴさんの投稿を読んでいると、泉のように湧き出てくるアイデアが日常生活の疲れを吹き飛ばしているような、そんな印象を持ちます。そして自分もこうありたいと思わせてくれます。

      南国での厳しい仕事の合間にも、ご自分で楽しみを創造することで暮らしに潤いをもたらしている姿に感動を覚えます。

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