コッツウォルズの歩き方㉓シェークスピアの生家

シェークスピアは1564年にこの家の2階で生まれ、青年期までを過ごした。当時としては裕福な商人の家で、典型的なチューダー朝様式の木骨造りの家屋だ。1847年から国の管理となり、60年代に改装されたが、居間や台所など内部を忠実に再現している。

玄関には家の紋章が掲げられ、庭には作品に登場する樹や花が植えられ当時の雰囲気を残している。家の中に入ると、家の造りや家具の様子に当時の生活振りが想像出来て面白い。しかし、この家の周りがあまりにも観光地化されてしまっていてその落差が興ざめである。古いものを残すのが上手な英国にしてはちょっと残念である。

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