手拭いの暖簾(13)お正月3
鶴と松をデザイン化した絵手拭い。
本来は同じシリーズで1月から12月までありました。
出会ったのは大手町のビルの中のブティックでした。手ぬぐい屋というよりしゃれたブティック。
地下鉄の乗り換えに一度改札口を出てビルの中をきょろきょろしながら歩いていた時のことです。店の名前も忘れ、地下鉄もどの線からどこへ乗り換えたのかも覚えていません。
今までにないおしゃれな図柄に1月の手拭いは勢いよく求めましたが他の月の手拭いを掛けようと思わなかったのでしょう。
いずれにせよ何もかも忘れるのは如何なことかと我が身のずさんさにあきれるばかりです。
一年を無事につつがなく暮らせますように祈るばかりです。
AZ