囲碁ーーニューヨーク滞在記(12)

平成20年4月22日(火)晴れ、気持ちのよい朝が戻ってきた

[ウォーキング]
ブルックリン橋の橋脚のたもとに立って見上げる。この巨大な橋が江戸末期の日本では攘夷だ開国だと大騒ぎをしている時代に作られたということは、その当時の欧米の技術の進歩が窺える。今日はブルックリン橋駅まで地下鉄で来て、ミュージカルのチケットを安売りしている店を探すつもり。2年前、IBMの囲碁仲間8人でニューヨークへ来た時、高本さんは「オペラ座の怪人」のチケットを半額で買ったそうだ。(私は別行動でミュージカルは見ていない。)その時の記憶を頼りにお店を探すが、なかなか見つからない。あっちこっち歩き回った末、(もっとも、歩くために来ているのだから全く苦痛ではないが、、、)外で一服しているサラリーマンに聞くと、4,5メートル先のお店を指差して「ここですよ」と、教えてくれる。この後、シティホールを回って帰路につく。

[余談]
午後1時にジャスティン君がニューヨークタイムズを3部持って来てくれた。早速、英会話の練習だ。最初はもっともホットな大統領選の話題から始める。アメリカの大統領選挙は非常に複雑で何回聞いても良く分らない。今回はマンツーマンなので話の途中で分らない単語が出てきても、納得するまで質問が出来るので有難い。話題が途切れるとタイムズの記事を拾い読みしながら続ける。結局、2時間以上充実した会話ができた。次回、金曜日は囲碁の本を使うことに決めた。これが本当の「ゴガク」の勉強だ。

[ボランティア]
くだんのドイツ人がオープン早々やって来た。リュックを担いで、普段と様子が違う。私が2,3局、高本さんが2局ほど打つと早めに帰り支度を始めた。事情を聞くと、明日、ドイツへ帰ると言う。話が通じないので良く分らなかったが、旅行でニューヨークに来ていたようだ。毎日のように、碁センターに通って来るのでてっきり近所に住んでいるものと思っていた。最後に私たちに何度も礼を言われて帰っていかれた。一期一会のような出会いであった。

[食事]
1.カレーライス
2.かぼちゃの煮物
日本食材店でカレールウを購入。汚名挽回とばかりに再度カレーに挑戦。
肉も牛のすね肉を3時間くらいかけて煮込む。最高のカレーが出来た。

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