囲碁ーーニューヨーク滞在記(17)

平成20年4月27日(日)曇り、ウォーキングの途中雨になる

[ウォーキング]
春用のジャンパーの下にセーターを着込んで出かける。日が照ると暖かくなるが、朝はまだ冷える。たまには欧米の文化に浸ろうと思い、コンサートのチケットを買う為に57丁目と7番街にあるカーネギーホールへ行く。たまたま表の看板(?)に催し物の案内が出ていて、今日は夜8時からピアノリサイタルがある。曲目は主にショパンのピアノ曲で、前に幾つか聞いた曲があるのでこれに決める。雨の中を早々に帰路につく。

(余談)
本日のコンサートはカーネギーホールの中のアイザックスターンホールで開催された。入り口でチケットを見せると3階と言われ、階段を上がっていくと、無数の扉がある。そこで又、チケットを見せると、舞台の右袖側の扉に案内される。扉を開けると椅子が数脚有り、隣とは低い囲いで仕切られている。相撲で言うところの升席だ。通路の案内には「ボックスシート」と書かれてあった。映画でよく見る、王侯貴族が扇子などを使いながら優雅にお芝居を観賞するあの場所だ。もっとも我々の席は3階だから一番安い席だが、、、。ピアニストはロシアの新進気鋭のうら若き女性で、ポスターには「モンスター」*と書かれていた。女性にモンスターは少々気の毒だが、同じ言葉でも欧米と日本では受け取り方が違うのだろうか。演奏自体は、、、(と、ここまで書いたが、私には批評するすべが無いので割愛する)。

*「モンスター」はコンサートを主催する会社か、レコード(CD)のレーベルではないかと思われる。(4月30日記)

[ボランティア]
昨日の囲碁大会の影響か、ビジターの出足が悪い。まあ、夜はコンサートだから少ないほうがいいかなと思いながら過ごす。3時頃、白人の若者が来て、高本さんがお相手をする。彼は今年8月、一ヶ月間の囲碁研修で中国へ行くそうだ。熱心なだけあって強かったよ!と、対局の後、高本さんが言っていた。常連のリチャード サイモンさん(私に2子)、「ストレーンジ」のクンさん等がやってきて対局する。

[食事]
1.スープ
2.餃子
カーネギーホール近くのカフェでスープとビスコンティで済ます。演奏が終わってからセンターに帰り、冷凍しておいた餃子を焼いてビールで乾杯する。いい音楽を聴き、おいしいビールを飲んでゆったり眠れることに感謝する。

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