ワイン談義~ボルドーでワイン三昧 脱 輪太郎
ボルドーへ到着。広々としたアパートメントホテルにチェックイン。洗濯機もあり、気に入りました。しかも、一人一泊4000円弱と格安。ここに2泊することにしました。
ボルドーと言えば、ワイン。まずはガロンヌ川左岸のワイン畑へ。5大シャトー(ワイナリー)の一つ、シャトーマルゴーを訪ねました。美しいワイン畑が広がっています。残念ながら休日のため、シャトーの中には入れませんでした。(こちらでは、日曜祝日はスーパーマーケットも休みです)
次に向かったのは、ガロンヌ川右岸のシャトー。一時間以上にわたり、ワイン造りの話を伺いました。面白いと思ったのは以下の通りです。
●ボルドーのAOCワインの畑では、散水は禁じられている。あくまで、ブドウの木が地中から水を吸い上げることを基本としている。ブドウの木の根は、10m以上深いところに根を張っている。
●ブドウの木の上部になる実は、養分が不足しているため、糖度が低く、ワインには使わない。
●ワイン造りは、2段階で発酵させる。まずは、砕いたブドウのジュースを大きな樽にいれ、ここで、最初の発酵を行う。次に、オークの樽に入れ1年から1年半寝かす。その後、瓶詰を行う。
●ブドウ畑には、バラの花が植えられている。これは、単なるデコレーションではない。ブドウの木の病気にバラはかかりやすい。病気の兆候をバラで知り、必要な手立てを講じる。
●15ユーロ(2200円)以上のワインは、高級ワイン。
このシャトーで造っているワイン3本を購入。ホテルに戻って、ワイン三昧の生活をしております。3本のうち、1本は高級ワイン。実に美味しく飲めます。
脱 輪太郎