シューベルト~その深遠なる歌曲の世界(2)
『冬の旅』は『美しき水車小屋の娘』
この3冊は私の家の書棚で静かな眠りについた。
目覚めたのは某芸術大学に入ってしまった時。大学では普通一年次にはイタリア古典歌曲を勉強する。
教材はペーター版『シューベルト アルバム 第1巻(ソプラノ・テノール用)』で、
シューベルトの原典版の楽譜は全て(ソプラノ・テノール)
この第一巻には、前述の『美しき水車小屋の娘』『冬の旅』『
一年次が終った段階で、東京二期会所属歌手、森敏孝先生(
シューベルトを原典版で勉強する前、
それまで親しんできたメゾソプラノ(バリトン)用からソプラノ(
『美しき水車小屋の娘』の主人公の少年は、
私のピアノは平均律調律で移調による音の変化は高低差のみのはず
~つづく~
大阪芸術大学演奏科(声楽)、慶應義塾大学文学部美学(音楽)卒業。 中川牧三(日本イタリア協会会長、関西日本イタリア音楽協会会長))、森敏孝(東京二期会所属テノール歌手、武蔵野音大勤務)、五十嵐喜芳(大芸大教授: イタリアオペラ担当)、大橋国一(大芸大教授:ドイツリート担当)に師事。 また著名な海外音楽家のレッスンを受ける。NHK(FM)放送「夕べのリサイタル」、「マリオ・デル・モナコ追悼演奏会」、他多くのコンサートに出演。 |