ヤタガラスの「教えてワイン！」56～ワインの味と香り

味による分類
ワインは味と香りによって分類することができます。このことを知っていると、ワインの味と特徴によりどんな料理やチーズが合うかが判断できます。特に、チーズのタイプ、香り、風味、熟成の度合いによりそれに合うワインを選ぶことが出来ます。

ワインの味を大まかに分類すると、甘口、中甘口、中辛口、辛口の４つに分けられますが、厳密にいうとブドウ品種や収穫された土壌、収穫年などによっても違ってきます。

甘口タイプは糖分が多く、アルコール度数も高めのものが多く、中甘口タイプのワインとはやや甘口のワインのことを言い甘口と辛口の中間に分類されます。

辛口タイプは糖分をあまり含まないワインで、キリッとしてシャープでキレのあるものが多いです。中辛口はやや辛口のワインを指し中甘口と辛口の間に分類されます。

香りによる分類
味による分類と同様に、ワインとチーズを合わせるうえで重要なことは香りによる分類です。折角良いワインとチーズを選んでも、香りが会っていなければ両方とも台無しになってしまいます。

ワインの香りは、原料ブドウ品種による風味のアロマ（Aroma）と熟成による香りであるブーケ(Bouquet)の２種類に分けられます。

香りの分類によく言われるのは以下の通り。

香りの分類表