シニアでこそのデジタルライフ1~お薬手帳

まずは、次のグラフを見ていただきたい。ある調査によると、スマートフォンの2016年時点での普及率は全体で60%弱、60代では34%、70代では13%でした。

この時期の利用料金が月5000~6000円以上と高額であったことと比べ、5年経った現在では、月1000円以下の安価なプランも出てきたことから更に増加しているのは間違いありません。

スマートフォン個人保有率の推移

世の中、デジタル時代であり誰も避けて通ることが出来ないのは確かです。少し前までは、訳の分からない電子機器などに翻弄されるような暮らしはしたくないという御仁も多くいましたが、少し変わってきているようです。今は、利用しないと電車に乗るにも買い物をするにも不便になりました。そこで、うまく利用すれば大きなメリットのあるスマホアプリを中心に紹介していきたいと思います。

スマホのアプリには、どれから紹介するのがよいのか迷うほど便利なものがたくさんあります。どの年代であっても共通して便利ですが、特に私自身が体験してこれはおすすめと思ったものから始めたいと思います。ただ、ここで紹介するアプリのすべてを理解しているわけではありません。便利に利用していることだけを紹介しますので、それ以上の機能や使い方についてはご自身で調べてご利用ください。

お薬手帳アプリ
最近特に便利に利用しているものにお薬手帳アプリがあります。シニア世代になると誰でも身体のどこかに不具合が出るもので、通院する回数が増えます。比較的元気でいた私自身も40代半ばから今に至るまでずっと月に一度通院しています。そして病院からの帰途には処方された薬を購入するのですが、薬局での待ち時間の長いことに辟易していました。

かく言う私もスマホを持ち出したのはつい4、5年前のことで、いわゆるアプリはそれほど利用してはいませんでした。ふとしたことでお薬手帳アプリを知り、使ってみるとそのメリットは大きいのでお勧めする次第です。使い方は次のような感じです。

1.アプリをインストールしたら、まず、かかりつけの薬局を登録しておく。
2.病院で処方箋をもらったら、アプリを起動して直ぐにその写真を撮り、登録してある薬局に送信して予約を入れる。
3.予約時に、受取予定の日時を入力しておく。
4.薬局から予約確認のメールが入るので、予約時間に行きネット予約済みであることを告げてその薬を受けとる。

以前、混んでいる時には30分かかったこともあったものが、殆ど5分以内に薬が受け取れるようになりました。さらによいことは、このアプリを利用して処方薬を受取った履歴を薬局と本人の両方で確認することもできることです。

如何でしょうか、折角スマホを持っているなら使わない手はないと思います。私のスマホの機種はAndroidですが、iPhoneでもAndroidでも利用できるお薬手帳アプリがあるはずですから試してみてください。

~つづく~

ヤタガラス

 

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