シンゴのきになる話⑥ すごい植物たちの巻(黄葉紅葉 その3)

アントシアニンツユクサ、キキョウ、ペチュニアなどの青い花にも含まれています。

ちなみに三大切り花と言われる「バラ、キク、カーネーション」には青い色の花がありませんでした。

しかし最近の遺伝子工学で青いカーネーション、青いバラが作られて販売されているのです。

「青いバラ」という言葉にはかつて「不可能、ありえないこと」の代名詞でしたが、青い色をつくるアントシアニンパンジーから取り出されバラに入れられ青いバラ「アプローズ(拍手喝采)」という商品名で2009年から売り出されています。その花言葉は「夢かなう」です。

カロテン(ドイツ語読みはカロチン)は赤や、橙(だいだい)、黄色の色素です。

キクやタンポポ、マリーゴールド、そしてナノハナの黄色い花に含まれます。

人参(Carrot)の橙色の元でもあり、Carrotがカロチンの語源となっています。

卵黄や乳製品の黄色もこのカロテンの色素が入っているからです。

ヒトやニワトリの黄色脂肪もこの植物のカロテンの脂肪が溜まったものです。

アントシアニンは水に溶けますが、カロテンは水に溶けだしてきません。

 

(黄葉紅葉 その4 につづく)

    シンゴのきになる話⑥ すごい植物たちの巻(黄葉紅葉 その3)” に対して1件のコメントがあります。

    1. t_nishi より:

      不可能と言われていた青いバラを開発したのは日本企業、サントリーだと聞いたことがあります。

    コメントを残す

    メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です