ヤタガラスの「教えてワイン!」41~チリのワイン法
全国に約500のワイナリーがあるチリ。栽培および醸造技術の進歩と共に品質が向上し、世界各地への輸出が急増しています。
チリワインが国際的に評価を高めてきたことに伴い、1995年、農業保護庁農牧局により、新しい原産地口琳去が施行されました。
ブドウ栽培地域を特定することを目的とし、ブドウ品種やヴィンテージのラベル表記についても規制されています。
D.O.(Denominacion de Origen) |
原産地呼称ワイン 原産地呼称法にて定められたブドウ栽培地域で収穫され、 同法に定められたブドウ品種からつくられるワイン。 |
【表示規定】 |
① 産地名:定められたブドウ栽培地域内の、同一地域で収穫されたブドウを 75%以上使用すれば表記可能。 |
② 品種名:75%以上同一品種のブドウを使用すれば表記可能。複数の品種を 表記する場合は、15%以上使用の品種を多い順に3品種まで左から右へ表記可能。 |
③ 収穫年:75%以上同一収穫年度のブドウを使用すれば表記可能。 |
原産地呼称なしワイン |
チリ国内にて収穫され、指定されたブドウ品種からつくられるワイン。 |
1.生産者ブランド(カッシェロ・デル・ディアブロ)
2.品種名(カベルネ・ソーヴィニヨン)※2
3.収穫年(2010年)※3
4.生産国(チリ)※1
5.生産者名(コンチャ・イ・トロ社)